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2月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.68」から県出身者が挑んだ全国大会の記事から矢板中央高校の藤井陽登選手の記事を少しだけ紹介!
2021年03月11日
藤井 陽登
出身:青森県十和田市 生年月日:2003 年6 月5 日
経歴:十和田イーストFC→十和田中学校
二度の涙は来年度への布石。旧友と交わした言葉を胸に、三度この舞台へ
「2大会連続ベスト4という結果に全然満足していません」
今大会についてこう話した藤井陽登。前回大会と同様、大会優秀選手に選出される活躍は見せたが、優勝を目指していた彼にとっては、初戦で負けようが、準決勝で負けようが同じであった。
2019年度の高校選手権で1年生ながら名門・矢板中央高校のゴールマウスを守り、数多くのピンチをビックセーブで救った藤井陽登。結果、ベスト4進出に貢献し、大会優秀選手にも選出されるなど、多くの注目を浴びた。
迎えた2回目の選手権。「1年生の時は3年生についていくので精一杯という感じでした。今年はメンバーに2年生が多かったので、自分がプレーで引っ張っていく思いでやりました」と藤井が話す通り、大会を通して藤井の攻守がチームを助け、勢いをもたらしていた。
初戦となった徳島市立戦は1ー1でPK戦となり、6人目のシュートを止めて6ー5(PK結果)で勝利に導いた。
3回戦は赤い彗星と呼ばれる強豪・東福岡と対戦。序盤から東福岡が攻勢を強めるが、堅守を誇る矢板中央が東福岡の攻撃をブロック。決定的なチャンスを与えても藤井のビックセーブで得点を許さず、0ー0でPK戦に進んだ。そしてここでも東福岡の2人目のシュートをセーブ。3人目、4人目は藤井の気迫に押されてか枠を外し、3ー1(PK結果)で勝利した。
準々決勝は富山第一と対戦し、ここでも藤井の好守で無失点に抑え、攻撃陣も2得点を挙げ、2ー0で勝利。2年連続となる準決勝へ勝ち進んだ。
そして迎えた準決勝は青森山田との戦い。
(続く)
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