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2月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.74」から第一特集の「県出身者が挑んだ全国大会 HERO’s STORY」大湯 可琳(北海道大谷室蘭高校)を紹介!
2022年03月07日
2月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.74」の第一特集「県出身者が挑んだ全国大会 HERO’s STORY」では、今冬、青森県出身者の全国大会での活躍を紹介。県から全国に挑んだ者、県外に出て全国の舞台を踏んだ者。彼ら、彼女が歩んできた道を紐解き、これからについて語ってもらっている。ここでは、掲載している選手を少しずつ紹介していきます。
No.2 DF
大湯 可琳(北海道大谷室蘭高校)
怪我に泣いた3年間をプラスに捉え、大学では夢に向かって邁進する
高校入学前に靭帯断裂の大怪我をしてしまい、2年時には肩の手術、最後の大会でもある選手権の2週間前に前十字靭帯部分断裂と、怪我に泣く高校3年間だったが、大湯可琳はマイナスに捉えることなくプラスに捉え、夢も見つけた。不屈の闘志で選手権にも出場を果たした大湯に最後の大会、高校での3年間、今後について話を聞いた。
全国大会で2ー2から途中出場しました。結果は敗戦となりましたが、試合を振り返って感想をお願いします。
相手が、大阪の皇后杯で優勝した追手門学院高校ということで警戒はしていました。いざ戦ってみて、最初はベンチで見ていましたが、みんなのプレーが硬かったですし、自分たちが練習してきたことが発揮できていないと思っていました。しかし、ハーフタイムに選手同士でコミュニケーションをすごく取っていたので、後半の最初からは自分たちの積み重ねてきたサッカーができていました。自分は選手権の2週間前の怪我で、ベンチに入れるかどうかの状況でしたが、それでも試合に出させてもらって、同点の場面でしたが、普段とは違う左サイドバックでの出場でした。左サイドハーフの富田愛央選手とは寮でも一緒で仲が良かったので、細かい連係部分、指示など話しながらやっていました。試合は自分的には悔いが残った試合でしたが、チームとしては一番良いサッカーができた試合でした。
その全国大会で見えた課題は何でしょうか?
一対一の強さだったり、相手に負けない迫力を鋭くしていけば、もっと上のレベルにいけたと思います。
怪我をしてから約2週間。試合出場は難しい中、出場するために特別努力した部分は?
本当はサッカーができない期間でしたが、医者と話し合い、筋トレとかを多めに取り組んで、何とかしてこの選手権は出たかったので、練習でもテーピングをしっかり巻いて参加するようにはしていました。
(続く)
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