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4月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.75」から第一特集の「県出身のプロ選手特集 -2022年に懸ける思い- 」藤原 優大(SC相模原)を紹介!

2022年05月12日
4月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.75」の第一特集「県出身のプロ選手特集 -2022年に懸ける思い- 」では、青森県からプロとして、Jリーガー、JFLで戦いを続ける選手たちにスポットを当てて、過去、現在の立ち位置、今季に懸ける思いを聞いている。ここでは、掲載している選手を少しずつ紹介していきます。


DF No.20
藤原 優大
(SC相模原)





1年目はプロの厳しさを痛感
2年目となる今季は、その経験を生かして
自身の成長に繋げ、チームの目標に向かって邁進する


浦和レッズから始まったプロ生活。昨年のシーズンを振り返って感想をお願いします。
 個人的には年間を通して、一つの成長はできたかなというのは感じています。やはり浦和というチームですごくレベルの高い選手と毎日練習していく中で、もちろん試合の出場機会は少なかったですけど、毎日の練習で色んなことを学べて、試合に出られなくても練習だけで成長できていた部分もありました。シーズンの半分が過ぎた時に出場機会を求めてSC相模原に移籍(育成型期限付き移籍)して、自分が思うような試合数ではありませんでしたが、それでも多くの試合に使ってもらい、そこで成長できた部分もあります。浦和で素晴らしい選手に囲まれながら、本当にたくさんのものを学んで、相模原に来てそれを試合に落とし込む。学んだものを相模原に来て試合で実行できたことで良いバランスが取れたと思います。

ご自身のプレーの出来に関してはどう捉えていますか?
 浦和では2試合しか出ていませんが、試合に出ていない分準備もできていましたし、コンディションも上がっていましたので、浦和で出た試合は自分としても満足がいくようなパフォーマンスだったかなと思います。相模原では20試合近く出させてもらいましたが、やはり良い時があれば悪い時もあって、そういう時でもプロの世界で結果を出し続けられるような選手になるために、さらなる成長は必要だなと感じました。

相模原はJ3降格という結果でシーズンを終えましたが、残留や上位に食い込むために何が足りなかったと感じますか?
 個人としては、守備の部分で高校の時と全く違い、追いつくものも追いつかないと感じましたし、前までとはレベルが全く違うと、この1年間ですごく感じました。そういう中でも自分の力が相手に及ばない時に、どうやって対処するかとかは、常に考えながらやっていたつもりでしたが、プロの世界というのにまだ順応できていなかった部分があったので、昨年の結果に大きく影響したのかなと思います。そこは今年に活かしていきたいです。

高校時代にプロでのイメージはできていると言っていましたが、実際にそのイメージとは違いましたか?
 もちろん目標があって取り組んでいましたけど、やはり浦和の時とかは特に試合に出られずに上手くいかないことが結構多かったです。難しい世界というのは分かってましたけど、やはり違いましたね。

これまで試合に出られない経験はなかったと思います。「試合に出るために」という部分では良い経験になったと思います。
 そうですね。日本トップクラスの選手と毎日練習ができてすごく成長できた部分ももちろんありましたし、試合に出られるためにはどうしたらいいか、という経験はできたと思います。今まで試合に出たら何をするかしか考えていなかったので、こういう状況に初めてなって、やはり考えることも多かったです。そして、試合に絡めないと生活も変わってくるというのは相模原に来てすごく思いました。
(続く)

誌面では、記事全文、写真、過去の情報などを掲載していますので、ぜひご覧ください!



藤原選手が小学6年時、リベロ津軽SCU-12でキャプテンを務め、全日本少年サッカー大会青森県大会で優勝し、全国大会に出場した。この時の決勝戦の対戦相手は、ヴァンラーレ八戸FCU-12だった。



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