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2月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.80」。青森山田高校が挑んだ高校選手権を紹介!
2023年03月07日
第101回全国高校サッカー選手権大会
青森山田高校
黒田剛総監督と挑む最後の舞台、27回目の選手権
突如発表された功労者、黒田剛監督の退任──
そしてFC 町田ゼルビアの監督就任というサプライズ。
高校サッカー界の名将が日本サッカー界に少なくない衝撃をもたらした。
正木昌宣監督のもと、新体制となった青森山田の選手権を振り返る。
黒田剛前監督のFC町田ゼルビア監督就任という発表もあり、例年とはまた違った注目を集めた前回大会王者の青森山田。県予選を終えた2022年秋にバトンを受け取った正木昌宣監督は、長年チームをヘッドコーチとして支えてきた実績もあり、内外ともに納得の人事だっただろう。全国の舞台では黒田剛前監督も総監督として控えており、大会に向けて、外から見るほど大きな動揺はなかったと思われる。
そうして今大会も優勝候補の一角として臨んだ選手権。初戦の相手、広島皆実との一戦は、終始試合のペースを掴む堂々の横綱相撲。得点こそ一つだったものの、シュートはわずか1本しか打たせておらず、点差以上の完封勝利だった。
年が明けて3回戦、相まみえたのは、12年ぶりに全国選手権の舞台に戻ってきた長崎の国見。かつて栄華を極めた古豪の粘り強い守備と、青森山田の剛柔交えた変幻自在の攻撃のぶつかりあいは一進一退。青森山田が先制し、国見が追いつく展開を経て、勝負の行方はPK戦へ委ねられると、このために投入されたGK鈴木将永が値千金のセーブを披露。準々決勝へ駒を進めた。
(続く)
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