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今回は、第103回全国高校サッカー選手権大会に挑んだ青森山田高校から青森県出身の大沢 悠真選手の記事を少しだけ紹介します。
2025年03月26日
この冬の、青森県出身者の全国大会での活躍を紹介。
県から全国に挑んだ者、県外に出て全国の舞台を踏んだ者。
彼ら、彼女たちが挑んだ大会を振り返り、
これからについて語ってもらった。
青森山田高校
No.13 MF 3年生
大沢 悠真
怪我で夢の舞台には立てなかったが、
この悔しさを糧に成長を続ける
選手権のメンバーに登録されたものの、怪我のため出場は叶いませんでした。どのような怪我だったのでしょうか。
プレミアリーグの川崎フロンターレ戦の、たぶん後半の初めのほうでした。青森山田で6年間やってきて、ホーム最終戦で展開的にも負けていたので、自分としても点を決めて勝ちたくて、怪我をしたときは「痛っ!」と思いましたが、フル出場したんです。でも次の日自主練しようとしたら立てなくなって、病院に行ったら左膝の外側半月板断裂で、即手術しないとだめだと。
松葉杖をついて応援している姿がTVカメラにもとらえられていました。スタンドからどんな思いで見ていましたか?
小さい頃から選手権を見ていて、サッカーを始めたきっかけでもあり、選手権を目標として青森山田に入ったので、出られなくて本当に悔しかったです。怪我をした瞬間は「終わっちゃったんだ」と思いましたが、みんなに勝ってもらって国立に連れて行ってもらいたいと思って応援していました。
前半の入りで、みんな緊張していてプレーが硬かったです。試合の大事な入りで相手に持っていかれてしまったなと、見ていて思いました。
振り返ってみるとどんな6年間でしたか?
土日も平日もサッカー漬けで遊ぶ暇がなくて、他の学校よりも制限は多かったですけど、プロになるために、選手権に出るために、6年間やれたと思います。山中には全国からすごいやつらが集まって、競争も生まれて、高校からはもっといろんなチームからうまくて速くて大きい選手がいっぱい来て、小さい自分がどうやったら試合に出られるだろうかと思いながら、苦しい思いもしながらサッカーに打ち込めた6年間でした。
青森山田で試合に出るために、どのように努力をしてきましたか?
小さい頃から身長が小さくて、正直「大きい人には勝てない」と、逃げていた部分はありました。でも、それを言っていても仕方がないので、小さい自分が大きくてうまい人たちに負けないようにするには、何が必要かと考えました。
(続く)
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