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今回は第33回全日本高等学校女子サッカー選手権大会に挑んだ帝京長岡高校から青森県出身の山田 野乃選手の記事を少しだけ紹介します。
2025年04月10日
写真提供:帝京長岡高校
帝京長岡高校
No.14 MF 3年生 山田 野乃
目標は達成したが、目指していたものには届かず。
それでも3年間で経験したことを次のステージに生かす
ベスト16で終えた全国大会を振り返り、感想をお願いします。
1、2年生の時は、大会で結果を出すことができなくて、自分たちの代でやっと結果を出すことができました。最後の選手権は、帝京長岡サッカー部の歴史を作ろうと思ってみんなが頑張りましたが、聖和学園に負けてしまいました。それでも、すごく楽しかったです。チームとしては、夏のインハイで3位を取りましたが、大会で3位を取った後は必ず勝てないというジンクスのようなものがあって、ずっと監督から「気を抜くなよ、注意しろよ」と言われていました。なので、まずは初戦に勝つことが最初の目標で、それを達成できたのはよかったですが、この高校に来てからずっと目指していた日本一には届かなかったです。
帝京長岡への進学を選択したのは、どのような理由からだったのでしょうか。
中学まででサッカーを辞めようと思っていいました。でも(籠林)和奏が帝京長岡の体験に行くと聞いたので、高校のサッカーを知らないまま終わるのも嫌だなと思って、一緒についてきました。そしたら思っていた以上に練習の雰囲気もよくて、楽しくて、「ここなら自分のプレーも生かせるんじゃないか」と思ってここに進学しました。
この3年間で一番成長した部分はどこだと感じていますか?
大人なプレーを学んだというか。リベロ弘前SCフィオーレでは、ドリブルとか個人の技術を主にトレーニングしていましたが、高校では、勝つための戦術といいますか、今までのままでは通用しないということを思い知りました。自分の武器はドリブルだったんですが、それだと試合に出られない。それで色んなサッカーを教えてもらい、サッカーの考え方が大人になったのかなという感じです。
(続く)
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