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7月1日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.94」から第78回青森県高等学校総合体育大会サッカー競技で優勝した八戸学院野辺地西高校を紹介します。
2025年07月09日
7月1日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.94」。
第78回青森県高等学校総合体育大会サッカー競技で優勝した八戸学院野辺地西高校を紹介します。
八戸学院野辺地西高校
四半世紀の歴史に終止符を打った野辺地西イレブン
その偉業を成し遂げたチームの現在地
勝利が決まった瞬間、会場はざわめきに包まれ、八戸学院野辺地西高校の関係者からは歓喜の声があがる。ピッチ内では、全身で喜びを表現する野辺地西イレブンと、膝を折りピッチに伏せる青森山田イレブンの非常に対象的な姿が見える。歴史が動いたのは2025年6月2日、青森県高校総体決勝戦において、野辺地西が、県内では26年にわたって無敗だった青森山田を打ち破った。
歴史的勝利への期待感は試合の始めからあった。前半2分にカウンターから右サイドをほぼ独走した⑰野城怜がシュート。これは青森山田のGK松田駿のセーブに阻まれるも、一連のプレーで野辺地西の選手たちからは硬さが取れたのか笑顔も見えた。その後も王者の圧を真っ向から受けて立ち、一歩も引けを取らずに戦う野辺地西の強気の姿勢が実ったのは8分。相手のミスからボールを奪い右サイドの深い位置で起
点をつくると、そこからのクロスにダイビングヘッドで合わせた⑩阿部莞太が先制点を奪う。クロスを警戒してラインを上げかけた瞬間に絶好のボールを供給した②橋本楓琉と、後方から走り込み青森山田ディフェンスラインの隙を突いた阿部による見事な連係プレー。まさに会心の一撃だった。
その後は攻勢を強める青森山田がロングボール、ショートパス、ドリブルを織り交ぜた攻撃を仕掛ける。十八番のロングスローやセットプレーも加わり、守る側からすれば常に油断できない状況が続くが、野辺地西は落ち着いて対応。全員でボールに食らいつき、フォローも徹底し、易々とシュートを打たせない。危ない場面も体を投げ出してブロックするか、最低でも相手の体制を崩し満足なシュートを打たせないようにする。さらにGK①喜村孝太朗の好セーブもあって前半はリードしたまま終了した。
(続く)
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