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6月25日発売のVOL.46の特集。青森からJリーグへ『あの2冠から半年〝 髙橋壱晟 〟の今』を紹介!
2017年06月21日
あの2冠から半年〝 髙橋壱晟 〟の今
文:本田 悠喜(スポーツライター)
Uー18年代の金字塔を打ち立てた青森山田高校。
史上初の2冠は、内外に大きな衝撃を与えた。
あれから半年。
チームの中心にいた髙橋は、新たなステージに立ち、挑戦を始めていた。
Jリーガー〝 髙橋壱晟 〞
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髙橋壱晟の勢いが止まらない。
「目標にしていた」という開幕スタメン出場を果たし、その後、16試合中15試合に出場、2得点1アシストを記録(取材日5月28日現在)。早くもジェフ千葉と、年俸の上限がないA契約(1年目に限り上限年俸700万円となる)を交わした。
このように髙橋は、〝 ルーキー 〞ながらチームの主力として堂々と、Jリーグで歴戦の先輩たちと渡り合っている。
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しかし、髙橋はこの現状に満足しない。むしろ、ある種の危機感さえ抱いていた。青森山田高校を卒業して約3ヶ月。プロのサッカー選手になった〝 髙橋壱晟選手 〞に話を聞いた。
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髙橋が見せた貢献
取材を行ったのは、ジェフ千葉のホームスタジアム・フクダ電子アリーナに愛媛FCを迎えた、J2リーグ第16節だった。試合はジェフ千葉が4得点をたたき出し快勝。
チームを率いるフアン エスナイデル監督は、「いい攻撃ができ、素晴らしいゴールもありました。そして、たくさんのチャンスを作ることができました」と、試合後の会見でゲームを振り返った。
開幕から極端なハイライン戦術を取り入れるなど、攻撃的に振る舞うことの多かった今シーズンのジェフ千葉である。会心の勝利に、監督の声も弾んでいた。
攻撃面で上々の出来を見せたこの試合、髙橋は、ゴールやアシストを記録してはいない。しかし、サッカーはチームスポーツだ。ゴール、アシストの前には、必ず〝 誰か 〞の貢献が隠されている。この日の〝 誰か 〞は、間違いなく髙橋だった。
(続く)
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