2種(高校生)
高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第12節 後期開幕戦をホームで迎えた青森山田高校、悔しい黒星スタート
2025年09月09日
約2ヵ月の長い中断期間が明け、9月の訪れとともに再開された高円宮杯U-18プレミアリーグ。後期の開幕戦となる第12節、6位の青森山田高校は5位のFC東京U-18とホームで相まみえた。
J1ファジアーノ岡山への来季加入内定を発表しているGK1松田駿を中心に、わずか10失点とリーグ最少失点の堅守で前期11試合を戦った青森山田。
しかしこの日は前半14分、FC東京トップチーム2種登録選手のMF8菅原悠太のゴールで先制を許すと、22分にはPKのピンチが訪れる。これを同じくトップチーム2種登録のFW18尾谷ディヴァインチネドゥが守護神・松田の逆を突いてゴール右端に突き刺し、早くも点差は2点に。
青森山田は30分、MF14今田匠のコーナーキックをチーム得点王のFW9深瀬幹太が頭でゴールに沈めて1点を返し、1-2で前半を終えた。
後半での逆転を狙う青森山田だったが、技術に勝るFC東京からボールを奪えず、苦しい時間が続く。67分には、J1最年少出場記録を更新し既にプロとしてトップチームでプレーしている高校1年生、MF33北原槙の鮮やかなシュートが青森山田ゴールに突き刺さり、再び2点差に。
90+1分、MF8麓莱凛のコーナーキックからMF16杉山大起がゴールネットを揺らし再び1点差に迫るも、最後まで追いつくことは叶わず2-3で試合終了。1-2で敗れたアウェイでの開幕戦に続き、後半戦も悔しい黒星スタートとなった。
チームを指揮する正木昌宣監督は試合を振り返り、「勝てば上との差が縮まるゲームでした。前半戦の開幕戦で負けている相手でしたので、もちろん勝ちを目指してやっていましたが、11試合で10点しか取られていないチームが3失点、これだけ失点していては勝てない。また守備のところをしっかりと強化していかないといけない」と、今季初の3失点に悔しさを滲ませた。
インターハイ出場が叶わなかったこの夏。一つの目標を失いながらも、和倉ユース、青森ユースなどのフェスティバルで全国の強豪としのぎを削り、強化を図ってきた。
「リーグ最少失点でいけている自信はありましたが、攻撃、得点力のところは上位のチームと比べると少ないので、強化しようとやってきました。そのぶん失点が増えているようでは本末転倒なので、いい部分をもう一度思い出して、しっかりやっていきたいと思います」
この試合ではMF7長谷川滉亮が怪我から復帰、第4節以来の先発出場となった。
正木監督も「去年から経験があり、チームにとっては核となれる選手。まだ少しゲーム勘というところでは時間がかかりそうなところもあるが、ここから上がっていくところだと思うので、彼が復帰してくれたのはチームにとってはプラスだと思う」と話した。
対人の強さとロングスローを武器に、今季フル出場を続けるMF24菱田一清。「自分たちもこれで6敗目。次負けたら優勝はない、あと10回勝たないといけないと思っています。山田は負けるチームじゃいけない。切り替えて勝っていきたいと思います」と、前を向いた。
順位は6位で変わらないものの、首位とは勝点で9点差に離されてしまった。だがリーグ後半戦はまだ始まったばかり。ここからの追い上げを狙い、青森山田は次節、9月15日に7位の横浜FCユースとアウェイで対戦する。