2種(高校生)
高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第19節 ホーム最終戦で敗れ、逆転優勝の可能性が消えた青森山田高校。2位フィニッシュを目指し残り3試合を戦い抜く
2025年11月25日
高円宮杯U-18プレミアリーグもいよいよ終盤戦に突入。11月23日(日)、青森山田高校にとっては今季のホーム最終戦となる第19節が行われた。
対戦するのは、J1湘南ベルマーレ内定のMF⑩山口豪太をはじめ多くの年代別代表選手を擁する関東の雄・昌平高校。
首位に立つ鹿島アントラーズユースを勝点差7で追う2位の青森山田。前日に鹿島ユースが勝利したため、残る試合数を考えると逆転優勝するためにはどうしても落とせないこの一戦。
一方、10位の昌平にとっても、残留争いから抜け出すためには何としても勝点が欲しい試合だった。
青森山田の攻撃はリベロ弘前SC出身のGK⑯小野寺太郎を中心とした昌平守備陣に跳ね返され、チャンスを得点に結びつけることができないまま時間が過ぎる。試合も終盤となった84分、ついに昌平が先制すると、青森山田の反撃は叶わず0-1のままタイムアップ。後期の開幕戦以来7試合ぶりの敗戦で、青森山田はホーム最終戦を白星で飾ることはできなかった。
正木昌宣監督は「負けるときの典型的な例。前半からチャンスがありながら、外して外して1本でやられてしまうという、サッカーの怖さというか、難しさというか」と苦い表情でこの試合を振り返った。
「前半はセットプレーでチャンスを多く作れていましたし、後半もセカンドボールや二次攻撃三次攻撃というところでいけてはいましたが、昌平さんが本当に集中してブロックしていました。向こうは残留争いをしているということでここでの勝点3を本当に意識していたと思いますし、逆に我々は優勝争いの中でもちょっと厳しい争いになっていたなかでのゲームということで、その思いの強さがブロックにも出たのかなと思います」
この敗戦により首位鹿島との勝点差は10に開き、青森山田が残り3試合で逆転優勝する可能性は消滅。それでも、指揮官も選手たちも残る試合を単なる消化試合にするつもりは毛頭ない。
「優勝はなくなりましたが、このリーグで2位を取ることの難しさというのは充分理解しています。残り3試合、ただ終わるのではなく、しっかりと2位を目指して最後までやろうというのは選手たちに伝えました。
(残りの)3試合はただの3試合ではなく、選手権に向けても本当に大事になると思います。しっかりと3連勝を狙えるように、それが結局は選手権にもつながるので、きちっとプレミアリーグで調整しながら迎えたいと思います」
試合後、「このグラウンドで6年間やってきて、中学校から一緒だった人たちもいます。絶対勝利で『We Are Green』をしたかった」と敗戦に悔しさをにじませた、青森山田中出身のDF③福井史弥。
「久しぶりのプレミアだったので、プレミアの感覚を取り戻すところから全員でやっていたなかで、セットプレーを取れていましたがそこで決めきれず、自分たちが春に起こしていたたような負け方を、またこの秋でやってしまったというところが反省点です」
県大会で敗れ出場が叶わなかったインターハイ、そしてこの高円宮杯と、掴めなかった二つのタイトル。それでも青森山田にはまだ選手権が残っている。
「残り3試合、全員が120%で山田のやるべきことをやりながら、必ず2位で終わるというところを全員で目標にしてやっていきたい。2位だけを目指して、自分たちの目の前の相手には負けないというところをやれば自ずと選手権にも向かっていけると思います。アントラーズとの直接対決もあるので、1試合1試合しっかりとやっていきながら、選手権では全員で優勝というものを獲れるようにやっていきたいです」