10月13日（金）、十和田市高森山総合運動公園多目的グラウンドを会場に「第96回全国高校サッカー選手権大会青森県大会」の開会式が行われた。

今年は14日（土）の１回戦から16日（月）の準々決勝を十和田市、七戸町の全６会場で実施。来週21日（土）の準決勝、22日（日）の決勝戦は青森県総合運動公園陸上競技場（青森市）で行われる。


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昨季の全国高校サッカー選手権大会を優勝した青森山田高校の黒田剛監督は今日の開会式を迎え「今年、１月９日の（前回大会の）決勝戦からバタバタでここまできたので、本当に１年経ったのかなという感覚です。先週の８日にはプレミアリーグを戦っていましたし、正直、まだ選手権のモードに入り切れていないのが本音（笑）。まだプレミアの余韻が続いている感じです」と率直な胸の内を明かす。

それでも「選手権の緊張感という部分や重みを忘れず、負けたら終わりなんだと、一本橋を渡るぐらいの気持ちでやらないといけないと選手たちには伝えていました」と20年連続優勝の県予選といえども、慎重な姿勢は崩さない。

「全国大会二連覇は目標になりますよね？」という筆者の質問に対し「もちろん。そこは絶対取りたい」と即答。
「だけど、そんな簡単じゃない。今は県予選。初戦の２回戦と準々決勝しか考えていないです。順を追っていかないと」と続けた。

主将のDF小山内慎一郎は「昨季、全国大会を優勝して、二連覇が懸る大会の県予選。県大会は個人的にも怖い大会なので、それがいよいよ始まるという緊張感はあります。まずは、自分たちのやりたいサッカーができるように、コンディションを整えて、チーム内での会話を増やしていきたい」と気を引き締める。

全国大会２連覇を目標に掲げる青森山田高校。まずは県予選に集中、21年連続の優勝を目指す。




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