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今季初勝利!ラインメール青森4選手インタビュー

2024年04月05日
3月30日(土)に行われたJFL第4節、開幕から3試合未勝利のラインメール青森は、アウェイでブリオベッカ浦安と対戦。開始14分の先制点を守りきり、1-0で今季初白星を挙げた。

4月4日(木)、次号誌面掲載のための取材で、まず話を聞かせていただいたのは今季のキャプテンに就任したMF⑧山口和樹選手。
4試合目にして待望の今季初勝利。その感想を聞くと、「4試合やりましたが、それまで勝てていなくて、点もPKでしか取れていませんでした。失点は少なかったですが、まずは得点をというところで、いい形で点が入って、そこはうれしいというか、ほっとしたというか。でも2点目を取れるところで取れなかったりと、課題はまだまだあります。まだ始まったばかりなので、ここから修正していけたらいいかなと思います。まずは、勝てたことにほっとしています」と話してくれた山口選手。
開幕から5試合アウェイの遠征が続くことについては「移動はやっぱり大変な部分ではありますけど、それを言い訳にはしたくない。それで負けているようでは上には上がれないと思います」と、きっぱり。
最後まで上位争いを続けながらも勝ち切れない試合が多く、J3昇格圏に届かなかった昨季の悔しさを身をもって知っているだけに、「まだ1勝しただけ。上に行くチームは連勝するので、大事なのはここから」と、キャプテンは次の試合に向けて気を引き締めていた。


続いては、J3のFC大阪から今季新加入のMF⑬町田蘭次郎選手。
開幕からの試合を振り返り、「悪い試合ではなかったですが、とりあえず1回勝てれば……!という気持ちだったので、ほっとした、という気持ちが強いです。引き分け、負けでもみんな真面目にやってくれるので、(この初勝利でチームが)特に大きく変わったというのはないですけど、試合が終わった後のロッカールームは明るかったです(笑)」と笑顔を見せた町田選手。
勝因について尋ねると、「まずは守備の部分では、今まで通り堅く、やらなければいけないことを一人ひとり全員がやって、このあいだの試合に関してだと、特に前半は二次攻撃、三次攻撃と、すごく攻撃に厚みが出たのが勝利の要因だったと思います」と話してくれた。

「蘭次郎」という印象的な名前の由来を聞いてみると、「何か、花の名前っていうのをうっすら聞いたことがあるんですけど……」と、実のところ本人もよくは知らない様子。
祝い事への贈り物として欠かせない胡蝶蘭のように、蘭は縁起のいいイメージの花。「幸運が飛んでくる」という花言葉もある。ラインメールに幸運を呼び込む存在となるか、要注目だ。


続いても新加入のDF⑦松本拓海選手。
「1節目はあまりうまくいかなくて、2節目3節目で修正できてきた部分があるなかで、結果は出ていませんでしたが感触は良くて。4試合目で早いか遅いかは、ちょっとまだこの先戦ってみないとわからないですが、初勝利できたのは素直にうれしいことだと思います。それまでと大きく変えたことはないんですけど、一人ひとりが危機感を持って日々の練習で取り組んでいたのが、4試合目にして出たかなという印象ですね」と初勝利の感想を語ってくれた松本選手。
新加入選手ながら副キャプテンにも抜擢され、セットプレーの場面でも存在感を増している。ソニー仙台に在籍していた4年間、毎年ラインメールと対戦し続けてきた彼が今季から頼もしい味方となって、チームに勝利をもたらす。


最後は、J3ギラヴァンツ北九州から加入したDF②大石悠介選手。
前節の勝利について「素直に嬉しかったです。優勝するにあたってはちょっと遅かった勝利なので、悔しい反面、勝ててやっとほっとしたかなという感じです」と振り返り、「チームの雰囲気はずっといい感じです。勝てるチームの雰囲気をしている」と話してくれた大石選手。
目標であるJ3昇格のため、「まずは結果を出さないと何も進まない話なので、選手は結果を出すことを第一優先に頑張っていきたいです」と意気込んだ。


松本選手はヴァンラーレ八戸の佐藤碧選手と、大石選手は同じく八戸に今季加入した飯田雅浩選手と、同い年で元チームメイトの関係。カテゴリーは違えど同じ青森県内のチームでプレーすることになり、どんな話をしたのかなどもお聞きしたので、ヴァンラーレサポーターの方も4月25日発売予定の青森ゴールvol.87をどうぞお楽しみに!


間もなく、開幕から6試合目にしてホーム開幕戦を迎えるラインメール青森。
山口キャプテンは「『また来たいな』と思ってもらえるような試合を僕らもしないといけない。まずはスタジアムに足を運んでいただいて、一緒に戦ってほしいなと思います」と話した。

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ラインメール青森 ホーム開幕戦
4月14日(日) 13:00キックオフ
 vs ヴィアティン三重
カクヒログループアスレチックスタジアム
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