2種(高校生)
第54回 青森県高校サッカー新人県大会 〈男子1回戦 ピックアップゲーム 八戸学院光星vs弘前南〉
2017年11月03日
1回戦屈指の好カードとなった八戸学院光星と前線にタレントを揃える弘前南の対戦。
光星は4-1-3-2、弘前南は4-2-3-1のシステムを採用。FW⑩川村優人を起点にMF⑧菊池隼を経由しサイドから攻撃を仕掛ける光星に対し、弘前南はワントップの⑩岩見寛大のボールキープからMF⑦福田龍之介、MF⑨工藤久汰が絡み、カウンターを狙う。
前半17分、光星は相手ディフェンスラインの裏に出されたボールに⑩川村が反応。飛び出してきたGKより先に頭で触り、光星が先制する。
リードを許した弘前南は前半25分、ディフェンスラインからクリアされたボールを⑩岩見が前線で拾い、ドリブルからマークを振り切りシュートまで持ち込むと、その後はセットプレーから光星ゴールを脅かす。
1点リードで前半を折り返した光星は後半7分、⑧菊池のミドルシュートで追加点を奪うと、17分には左サイドをパス交換から抜け出したDF②北向凌のグラウンダーのクロスに逆サイドから走り込んだMF⑨下斗米京介がダイレクトで合わせ3点目を決める。
弘前南は後半26分に左サイドを個人技で突破したMF⑦福田のスルーパスに抜け出した⑩岩見が冷静にゴールに流し込み1点を返す。
しかし、32分に光星⑩川村が2点目となるミドルシュートを決め、タイムアップ。4-1で光星が地力の差を見せつけ勝利。2回戦に駒を進めた。
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勝利した光星のキャプテン⑧菊池隼は「勝ちはしましたが相手に押される部分もあり、3点目を決めた後に自分たちの流れを崩して相手に失点を許したので、そこは反省点です」と試合を振り返り、今回の新人チームに関しては「しっかりボールを繋げられる選手が揃っているので、ボールを回しながらサイドを崩してゴールを狙う形を目標にしています。今日の3点目のシーンは理想の形だったので、ああいう形を続けて出していければ。1試合目で理想とする形でゴールを決められたことは1つ収穫だったと思います」と手応えも感じている様子。
明日の2回戦に向けては「先を見ず、まずは1試合1試合しっかり戦っていきたいです」と気を引き締めた。
敗れた弘前南のキャプテンDF③泉谷竜輝は「自分たちの良い部分も出せましたが、光星が全てにおいて上回っていた印象です」と試合を振り返り「守備の連係、コミュニケーションもまだまだ足りないです」とチームの課題を挙げる。
⑩岩見寛大も「対人の強さ、攻守の切り替えの速さは相手が上手でした」と分析。続けて、「ユースリーグ1部のチームと戦える機会はないので、選手権、今回と良い経験になりました。この悔しさを来年に活かしたい」と、選手権での三本木農業戦、今回の光星戦をプラスに捉え、来年を見据える。
キャプテン泉谷は来年の高校総体を見据え「選手権も今回もベスト4を目標にしていた中で1回戦敗退。来年の高校総体もベスト4が目標」と高校総体での躍進を誓った。
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■第54回 青森県高校サッカー新人県大会 〈男子1回戦 結果〉
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