2種(高校生)
青森山田高校、ホーム開幕戦で9-0勝利!<高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第2節>
2021年04月11日
2年ぶりとなる高円宮杯U-18プレミアリーグを戦う青森山田高校。開幕戦で浦和レッズユースに4-0で勝利し、4月11日(日)、首位でホーム開幕戦を迎えた。
立ち上がりから青森山田高校は、高体連屈指の強豪校・市立船橋高校を圧倒。前半だけで3-0と大きくリードすると、後半も攻撃の手を緩めることなく、さらなるゴールラッシュで点差を広げる。守っては相手のシュートをわずか2本に抑え、9-0での完封勝利。9得点を挙げてもなお「あと1点!」と、二桁得点を貪欲に狙っていた青森山田イレブン。得失点差で大きく2位以下を引き離して首位をキープした。
青森山田高校 9-0 市立船橋高校
得点:
16分・22分名須川、29分松木
48分名須川、59分藤森、67分渡邊、74分丸山、85分小湊、90+3分本田
黒田剛監督
-試合を振り返って
「多分厳しい試合になるのではないかという状況の中で、かなり選手たちも気合が入って、まずホームの開幕戦を白星で飾ろうということで、1節目同様に前半3点というゴールを獲れたことが後半のサッカーをやりやすくしたということもありました。今年は3年生が中心となり、選手権も100回大会ということも含めて、慎重にしっかりと一つひとつ積み重ねていったというところです。そういう意味ではすごくいいゲームをしてくれました」
-4月からプレミアを行えることの意義について
「首都圏をはじめ(新型コロナウイルスの)感染の拡大が見られている中で、こうしてサッカーができることに我々は感謝しなければなりません。きちっと感染対策を徹底した中で、選手たちがこういうパフォーマンスを繰り広げてくれればそれにこしたことはないので、我々のスタンスは変わらず、しっかりと予防・対策した中で、1試合1試合きちっと集中していくという、そこは絶対にブレずに」
-9-0というスコアについて
「相手もだいぶ体力を消耗したところで最後3、4点入ったというところもあると思うのですけど、点差ほどの差はないにしても、しっかりと取るべき者が決めてくれたということ。昨年度の選手権でもそうですけど、シュート数の割にはなかなかゴールを決められなかったという課題を持って今年スタートしてるので、1本中の1本をしっかりと決めていこうというテーマにのっとって、しっかりと点数を重ねてこれたかなと」
-この時期からサッカーができるのは2年ぶりとなります。
「目標としては3冠を掲げてやっていますけども、目の前にある一戦というものに集中しなくて勝てるゲームはないと思うし、一戦必勝で、常に青森山田のサッカーがどんな時でもできる、そんなタフなチームを作っていきたいと思います」
-代わって入った選手たちも結果を出しました。
「プレミア18試合の中でも、必ずイエローカードの累積は出てくるし、または怪我で出られないというのも出てきます。今日みたいに出た選手が、『次は俺がスタメンで出てやる』ぐらいの気持ちで奮起して結果を残してくれたことは、すごく良かったと思います」
FW No.9 名須川 真光
-ホーム開幕戦でのハットトリックを振り返って
「ホーム開幕戦は絶対に点を獲ろうという気持ちで試合に臨んで、ハットトリックっていう結果で終われたので、とても良かったと思います」
-さらにストライカーとして磨きがかかった。自分としては今日は何点の出来?
「今日は85点ぐらいです。決めきるところは決め切れたんですけど、簡単なミスで終わってしまったり、(2トップを組む渡邊)星来とのコンビネーションもまだまだなかなと思うので、85点です。
自分は周りを見ることがまだできていないと思うので、練習から周りを見ることを意識して、シュート練習では1本1本にこだわってこれから練習していきたいと思います」
-プレミアリーグ得点王も目標になるかと思いますが、今シーズンの意気込みを
「今シーズンは、今は星来と得点で並んでいますが、自分が2年生から出ているというプライドを持って、得点王を目指して頑張りたいと思いますし、チームとしては絶対に無失点優勝で最後まで貫き通して頑張りたいと思います」
MF No.10 松木 玖生
-ホーム開幕戦を振り返って
「まずは立ち上がりから、相手も高体連ということですごく勢いが乗ってくると、そういう勢いに負けずに自分たちが逆にのしかかるという気持ちで、開始3点獲れてすごく評価できると思いますし、後半も落ちずに、チームとして得点を決めるところをしっかりと決め切れたので、そういうところは評価しています」
-2年ぶりにこの時期からプレミアリーグができるということについて
「こうやって開催できていることに感謝しなければいけないですし、自分たちも最後の年となるので、3年生は懸ける想いというのはものすごく強いとは思います」
-キャプテンとして
「試合中一番貢献することもそうですし、10番ということで、2トップの1個下のポジションについているんですけど、そこでも点は獲れると思うので、まずはチームの勝ちに一番貢献できるようにしていきたいと思います。
チームとして掲げているのは3冠なんですけど、その3冠にたどり着くまでに一試合一試合しっかり勝っていかなければいけないので、まずはー戦必勝というところです。このような試合をすれば三冠も見えてくるので、こういった試合を毎回続けられるようにチームでもっと成長していきたいと思います」
青森山田高校は次節もホームで、4月18日(日)11時より横浜FCユースと対戦する。
※無観客(チーム保護者・関係者、取材関係者のみ観戦可能)
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