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青森山田高校セカンド、2試合連続完封勝利で首位独走<高円宮杯U-18プリンスリーグ東北第11節>

2022年07月11日
7月9日(土)に行われた高円宮杯U-18プリンスリーグ東北第11節、青森山田高校セカンドはホームでモンテディオ山形ユース(山形県)と対戦した。

ここまで9試合を終えて(※1試合未消化)8勝1敗、暫定順位ながら首位を独走中の青森山田セカンド。開幕7連勝の後、第9節で尚志高校(福島県)に敗れ今季初黒星を喫するも、続く第10節では明桜高校(秋田県)に6-0で快勝した。
この試合でも、青森山田セカンドは向かい風をものともせず、立ち上がりから積極的に仕掛けていく。37分、コーナーキックからMF⑰谷口響のゴールで先制すると、45+3分にはFW⑨衣袋元基が追加点。2-0で折り返すと、65分にはゲームキャプテンを務めるFW⑪武田陸来のゴールでリードを3点に広げる。守ってはGK㉚葛西淳とDF陣が山形ユースにシュートを打たせず、ゴールを隠す守備を徹底。被シュートはわずか2本、無失点で守り切った青森山田セカンドが3-0で勝利した。
勝点3を得た青森山田セカンドは、得失点差でも2位以下を大きく引き離して首位をキープ。一方、山形ユースは6位から8位に順位を下げる結果となった。
キャプテンを務める武田陸来に今季これまでのプリンスリーグを振り返ってもらうと、尚志戦での痛恨の敗戦から学んだものが大きかったという。
「開幕からずっと勝ってきたなかで尚志戦だけ落としてしまいましたが、その時からチームとしてのスイッチが変わりました。リーグ前半戦は、前半のうちになかなか点が取れなかったり、五分五分の苦しいゲームをしていましたが、『立ち上がりからしっかり自分たちで(相手を)飲み込もう』と考え方を変えたことで、早い時間に先制できたり、今日も前半のうちに2点取れたりと、そういったゲーム運びができるようになったのが大きいと思っています」

今季ここまで4得点を挙げてFWとして結果を残すとともに、キャプテンマークを巻くようになったことで「自分が引っ張っていかなければいけないという責任感やリーダーシップみたいなものが、少しずつ成長できたのかなと思います」と、内面の成長も実感している。プレミアリーグでは全試合に出場(うち2試合は先発)するもまだ無得点の武田は、この先も貪欲にゴールを狙っていく。
「まだ自分は今年トップチームでゴールがない。プレミアもそうですが、インターハイでも、しっかり自分のゴールでチームを勝たせることができたらいいなと思います」
37分、MF㉓高良幸之介のコーナーキックのこぼれ球に反応し、先制点を挙げた谷口響。
大阪のRIP ACE SCから青森山田高校の門を叩いた谷口にとって、全く環境の異なる北国での高校生活は「想像していた倍以上、きつかった」という。「でも、この環境でやったことが今につながっていると思いますし、雪が自分を成長させてくれたかなと思っています」。
今季プリンスリーグでは全試合に出場。当初は前半で体力が切れてしまうことも多かったそうだが、試合を重ねていくうちに徐々に成長をみせている。

「セカンドボールの回収についてはずっと言われてきています。ボランチとしてしっかりボールを回収したり、五分五分のボールを自分が刈り取って、攻撃に繋げるというところが成長したのかなと思います」
中盤でボールを落ち着かせ、チャンスと見るやドリブルで中に侵入し、攻撃の起点となる谷口。プレミアリーグのメンバー入りはまだ果たせていないが、プリンスリーグで着実に実績を重ねながら、インターハイのメンバー入りを虎視眈々と狙う。
「まずは、メンバーに入れるように。メンバーに入ったら、自分ができることを精いっぱいやって、チームの勝利に貢献したいと思います」
「前の選手が点を取ってくれて、後ろは辛抱強く、DFの4人が全力で守ってくれました。自分はスペースを守る仕事が今回は多かったのですが、みんな全力で勝った試合だった思います」
この試合で完封勝利に貢献した葛西淳。青森市の千刈FCから青森山田中・高へ、現在J2ザスパクサツ群馬でプレーするGK櫛引政敏がかつて辿ってきたのと同じ道を歩んでいる葛西。身近に手本となる偉大な先輩がいたことで、目指すべきところは明確になり、「(櫛引選手を)超えたいなと思います」と、目標をはっきりと口にする。

自身のストロングポイントについて、「ひとつはロングキックです。守備の選手でありながら、キック一発で攻撃や得点に関わることができるというところで、もうひとつは体が小さいぶん、しなやかに動かせる。センターバックのスペースのカバーなど、スペースの守備は持ち味としているところです」と語る葛西。プリンスリーグで経験を重ねながら、プレミアリーグでも2試合に出場を果たした。
「プリンスは尚志に負けてから、もう一回チームとして組み立て直してきたので、自分が勝利に貢献して1位をずっと保ち続けていきたいです。プレミア、インターハイもスタメンで出たいと思っているので、ウィークポイントをしっかり改善して、これからの全国大会に挑んでいけたらと思います」


この翌日に行われた高円宮杯U-18プレミアリーグEASTでは、青森山田高校トップチームが3-0で市立船橋高校に快勝。暫定順位を3位に上げた。この後両リーグは中断期間に入り、トップ、セカンドともに好調のまま青森山田高校は連覇がかかるインターハイへと突入していく。インターハイの登録メンバーはわずか20人。メンバー入りを目指すセカンドの選手たちにとって、前節(6-0)そして今節の完封勝利は絶好のアピールとなったのではないだろうか。

プリンスリーグ東北は8月27日(土)、第12節から再開。青森山田セカンドはベガルタ仙台ユースとアウェイで対戦し、次のホーム戦は9月3日(土)、第13節仙台育英高校戦が予定されている。
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