最新号ＶＯＬ．４８のラインメール青森ＦＣのページでは、髙橋寛太選手と水木将人選手をピックアップ。同い年で誕生日が２日違い、さそり座のＡ型、身長体重もほぼ同じというお２人の素顔に迫りました！今回は、誌面に載せきれなかった未公開インタビューを掲載します。




.

.


髙橋 寛太　
東京都出身　１９９１年１１月１日生まれ　１８１㎝／７６㎏
ＦＣ東京Ｕ－１５深川－前橋育英高校－ブラジリス－ＣＡヴォトゥボランゲンゼ－藤枝ＭＹＦＣ－アスルクラロ沼津
セカンドステージは第７節からフル出場を続けている。




－高橋選手は東京都出身ですが、前橋育英高校に進学したのはなぜですか？
髙橋　ユースに上がれなかったので、選択肢としては高校かなと思いました。ちょうど２個上の先輩から前橋育英に行き始めたんです。色んな高校を見ましたが、まずは寮に入りたかったというのもありましたし、環境も良かったので進学しました。

－高校卒業後は、ブラジルへ渡りました。
髙橋　最初はもちろんプロになりたかったんですけど、（高校）３年になって試合に出ていなかったんです。大学という選択肢もあったんですけど、サッカーだけに打ち込みたかったというのもあって、それを監督に話したら、たまたまブラジルに伝手があったので。海外だったらどこでもいいという感覚で、ブラジルという選択肢がありました。ブラジルには、２年半居ました。

－日本に戻ってきたのは？
髙橋　結果が出なかったので。試合に出るための書類の準備とかもうまくいかなくて、一回、日本でやろうと。その時、知り合いが「テストを受けてみないか」と話をしてくれたんです。ちょうどシーズンが終わった区切りで日本に帰って、テストを色々受けました。

－今までのサッカー人生で嬉しかったこと、悔しかったことは何でしょうか？
髙橋　嬉しかったのは、中学の時の高円宮杯の関東予選で、最後の第５代表決定戦で延長までいって勝った時ですね。夏に全国大会には出られなかったので、初めて自分たちの代で全国を掴んだ時が一番嬉しかったです。
　悔しかったことは．．．悔しいことしかないので。ブラジルではすごく悔しい思いをしました。最初のチームでは試合に出られたんですけど、次のチームでは構想外の扱いで、ほぼスタンドから見ていた感じでした。チームが強くて、優勝して昇格したんですけど、何も力になれなかったので、すごく悔しかったですね。

－髙橋選手のプロフィールを見ると、「感謝」という言葉が多く見られました。色々な経験をしてきたからこそ、サッカーができることに感謝する気持ちが強いのでしょうか。
髙橋　特に思い始めたのが、高校の時からです。中学の時は、まだそこまで意識できていなかったんですけど、高校で寮生活をすると、洗濯もそうですし、ご飯を作ることもそうですし、もちろん親の仕送りがなければ生活もできないし、グラウンドがあって部員が１００人を超える中で、コーチが見てくれているというのもあって。そこから、感謝しなきゃなと思うようになりました。




.

.

水木 将人
神奈川県出身　１９９１年１１月３日生まれ　１８１㎝／７５㎏
ＦＣ多摩－流通経済大学付属柏高校－流通経済大学ＦＣ－流通経済大学－藤枝ＭＹＦＣ－アスルクラロ沼津
国体ではラインメールの選手たちで構成された青森県成年男子チームの主将として活躍し、みごと県勢初優勝を成し遂げた。




－サッカーを始めたきっかけは？
水木　小学校１年生の９月に、兄の影響で始めました。９月というのはよく覚えています。練習に行くとスタンプをもらうので、それがすごく印象に残っています。

－神奈川県から千葉県の流経柏高校に進学したのはなぜですか？
水木　ＦＣ多摩時代に関東のクラブユースの大会があって、流経のスカウトの方が見に来てくれていたんです。流経のことは知らなかったんですけど、色々と話を聞いて、強くなれそうだなと思って興味を持ちました。

－今までのサッカー人生で嬉しかったこと、悔しかったことは何でしょうか？
水木　大学４年の時の総理大臣杯で、日本一を獲ったことですね。試合には出ていないんですけど、それが一番嬉しかったです。悔しかったのは、大学１年の時に半月板を怪我して、サッカーができなかったことです。初めて手術したので、どうすればいいか分からなくて。大学の先輩や色んな人に話を聞いて、うまくリハビリできたかなという感じです。大学では、多分、試合に出ていない時の方が多いんですけど、充実していましたね。



.

.

お互いについて聞くと、水木選手が「（髙橋選手は）男らしいっす！」と言えば、「（水木選手は）変わり者です」と髙橋選手。仲が良く何かと共通点も多いものの、「似たところはない」（水木）、「性格は違う」（髙橋）とのこと。
しかし相手の好きなところを尋ねると、二人とも迷ったり悩んだりすることなく即答。逆に嫌いなところ、やめて欲しいことを尋ねると、マイナス面の指摘ではなく相手のことを思いやるがゆえの言葉が出てきて、これには取材陣も感心させられるばかりでした。
そんな二人のインタビューが掲載されている、現在発売中のＡＯＭＯＲＩ ＧＯＡＬ ＶＯＬ．４８。ぜひご覧ください！





.

.

－サッカーどころの静岡のチームから青森に来て、感じることはありますか？
髙橋　観客数に関しては、単純にラインメールを知らないというのがあると思いますし、そこまでサッカーに興味を持っていないという感じなのかな、と。静岡は浸透しているので入りやすいんですよ。一回、青森ワッツの試合を見に行ったんですけど、人は入っていたので、スポーツに興味がないわけではないと思います。今は夕方のニュースとかにも取り上げてもらっているので、結果を出して、少しずつやっていくしかないのかなと思います。
水木　一回来て欲しいですね、会場に。そうしたら変わるんじゃないかなと思います。




リーグ戦も残り２試合。現在、セカンドステージ２位のラインメール青森は、次節、首位のＨｏｎｄａ　ＦＣと戦います。勝点差はわずかに２。この試合で勝利すれば、首位に浮上します！白熱すること間違いなし！ぜひ、スタジアムで応援しましょう！


１１月　５日（日）１３時～　ｖｓ　Ｈｏｎｄａ　ＦＣ　＠青森県総合運動公園陸上競技場
１１月１２日（日）１３時～　ｖｓ　ヴェルスパ大分　＠青森県総合運動公園陸上競技場



最新号の青森ゴールVOL.48（紙媒体／デジタルマガジン）の内容はこちらからご覧になれます。
https://aomori-goal.com/nowonsale/

青森ゴールは青森県内の書店、スポーツ店、ユニバース全店で購入できます。
県外にお住まいの方やバックナンバーをお求めの方は、青森ゴールＨＰから購入できますのでぜひご覧ください。
→http://www.aomori-goal.com/buy/

デジタルマガジンはこちらからご購入することができます。
クレジット決済もございます。
富士山マガジンサービス
http://www.fujisan.co.jp/product/1281691519/