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青森県初のJリーグ参入。ヴァンラーレ八戸FC、来季のJ3昇格が決定!
2018年11月20日
11月20日(火)、ヴァンラーレ八戸FCはデーリー東北ホールにて、Jリーグ入会合否決定の記者会見を開き、Jリーグ理事会で来季のJ3参入が承認されたことを発表。青森県初のJリーグへの参入が正式に決定した。
11月11日(日)に行われたセカンドステージ第14節のヴィアティン三重戦を3-1で勝利すると、年間の勝点を53とし、成績面での昇格条件「年間順位4位以内」を確定させたヴァンラーレ八戸。
18日(日)に行われた最終節では、テゲバジャーロ宮崎に3-1の逆転勝利。勝点を56に伸ばし、年間順位を3位で終えた。
この試合で4,075人の観客を動員。「ホーム戦の平均観客動員数2,000人以上」という観客動員の条件もクリアし、来季のJ3昇格の可否が正式決定するこの日を迎えた。
記者会見が開かれた会場には、メディアの他、多くのサポーターも駆けつけ、村井満Jリーグチェアマンから細越健太郎代表へかかってくる電話での吉報を待った。
予定時間より約40分遅れて鳴った携帯電話に細越代表が「ありがとうございます。宜しくお願い致します」と応え電話を切ると「Jリーグ理事会にてヴァンラーレのJ3入会を審議して頂き、全会一致で承認というご報告を頂きました」と一言。
サポーターからは拍手とともにヴァンラーレコールで祝福された。
続けて「Jクラブの一員として、55番目のクラブ、青森県初のJクラブになりますので、全力で地域を盛り上げていけるように戦っていきたいと思います。これまで、支え共に歩んで頂いた皆様、本当にありがとうございます。そして、おめでとうございます。また皆様と共に歩んでいければと思いますので、宜しくお願い致します」と目頭を熱くさせ、決意を新たにした。
以下、登壇した監督、選手のコメント
監督 葛野 昌宏
いつもヴァンラーレ八戸を応援して頂いた全ての皆様にお祝いを申し上げたいと思います。
今日、こういう状況になったのも昨年、今年だけではなく、約10年間に渡り多くの方々のご協力があって、ようやく形になったものを掴み取ったということ。
この場に、この瞬間に居られたことを本当に感謝致します。
これから新たなステージに向けて活動していく訳ですが、一歩一歩、Jリーグに相応しいチームに、そして、青森県を代表するチームになっていき、皆さんと共に地域と1つになって進んでほしい、そう願っています。
キャプテン DF 21 須藤 貴郁
まず、僕がこのチームの一員であれたことに誇りを感じています。
そして、ヴァンラーレ八戸に関わる全ての人に感謝して、来シーズン新たなステージで戦えることに満足することなく、日々、努力していきたいと思います。
MF 10 新井山 祥智
まず、素直に嬉しいです。
これまで、これだけ長くこのクラブと共に戦ってきて本当によかったと思います。
これからまた違うステージになりますが、改めて選手としての自覚と覚悟を持って戦っていきたいと思うので、これからも宜しくお願いします。
MF 44 秋吉 泰佑
僕は今年、葛野監督と一緒に加入して、(J3に)上げたいではなく、上げるという気持ちで来ました。
この目標を達成できたことは嬉しく思います。
次のステージで僕らがもっと羽ばたいていけるように、青森県を代表できるようなチームにしていけるように、みんなで頑張っていきたいと思います。
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