９月２４日（日）、高円宮杯Ｕ－１８プレミアリーグＥＡＳＴ第１４節が青森山田高校グラウンドで行われた。
首位の清水エスパルスユースが市立船橋高校に敗れたため、勝点差２で追う２位の青森山田はこの試合に勝利すると首位奪還となる。対するは、今季ＷＥＳＴからＥＡＳＴに戦いの場を移したため、青森山田高校グラウンドには初登場となる６位・京都サンガF.C. Ｕ－１８。
現在行われているＵ－１８日本代表カタール遠征にＭＦ郷家友太選手（青森山田）・ＧＫ若原智哉選手（京都）が招集されているため、両チーム共に攻撃と守備の要を欠く状況での試合となった。

共に決定機を決めきれないまま前半は０－０で終了。後半は徐々に青森山田がサイド攻撃やセットプレーを駆使し立て続けにゴールに迫るが、相手ＧＫの好守にも阻まれ、得点には至らない。試合終盤には前線にプリンスリーグ東北得点王のＦＷ㉖額川賢哉、長身ＦＷ⑲三國ケネディエブスを投入。しかし後半だけで８本のシュートを放つもついにゴールネットを揺らすことはできず、０－０のままタイムアップ。
ＭＦ⑨佐々木友は「前期（青森山田が４－１で勝利）は、セットプレーから点を取って流れに乗れた。今日もセットプレーでチャンスがあったのに、決めきれなかったのが大きかった」と悔しさを滲ませながら試合を振り返った。

勝点１を得て２位をキープした青森山田だったが、３位・ＦＣ東京Ｕ－１８に勝点で並ばれる悔しい結果となった。

アグレッシブにゴールを狙い続け、チーム最多の５本のシュートを放つも、無得点に終わったＭＦ⑪中村駿太。試合後は顔を覆い、悔しさに涙した。


次節は１週置いて１０月８日（日）、１１時より横須賀リーフスタジアムで９位・横浜Ｆ・マリノスユースと対戦する青森山田高校。残り４試合、プレミアリーグ連覇に向け、負けられない戦いが続く。

Ｎｏ．９　ＭＦ　佐々木 友

「自分たちの状況的には、絶対勝たないといけない状況でした。守備はすごく頑張ってくれましたが、前の方が、決めるチャンスがあっても決めきれず、甘さがあったかなと思います。後半も２本チャンスがあったんですけど、そういう所で自分のクロスの質が低かった。もっともっと練習して改善していかないと優勝はなくなると思うので、クロスの精度をもっともっと上げていかないといけないと思っています。
今日は（郷家）友太がいない分、チームとして、監督からは『全員が倍やろう』と言われていましたが、倍まではいけていなかったと思います。全員が倍出せていたら今日も勝ててたかなと思いますし、もっともっと全員でやっていかないといけない。やっぱり友太に頼っている部分が大きいと感じましたし、今日の試合で友太がいたら点を取っていたと思うので、全員が点を取れるようにしないといけないなと思います」

Ｎｏ．７　ＭＦ　檀崎 竜孔

「市立船橋が勝ったので、自分たちが今日、京都サンガ戦で勝てば首位に立てたんですけど、決めきれないというのは力不足だったと思います。友太が不在という中で、みんなで友太がいなくてもできるところを見せたかった。守備は本当にやってくれていて、チャンスはセットプレーも合わせて一杯あったのに、最後決めるところで決めきれませんでした。結果を出したかったですけど、悔しいです」




佐々木・檀崎選手のインタビューは、１０月２５日発売の青森ゴールＶＯＬ．４８でも掲載予定です。
また、現在発売中の青森ゴールＶＯＬ．４７のプレミアリーグ記事では、ＭＦ⑧堀脩大選手と⑯浦川流樺選手のインタビューを掲載しています。

青森ゴールは青森県内の書店、スポーツ店、ユニバース全店で購入できます。
県外にお住まいの方やバックナンバーをお求めの方は、青森ゴールＨＰから購入できますのでぜひご覧ください。
→http://www.aomori-goal.com/buy/

デジタルマガジンはこちらからご購入することができます。
富士山マガジンサービス
http://www.fujisan.co.jp/product/1281691519/