４月１５日（日）に行われたＪＦＬファーストステージ第６節、ヴァンラーレ八戸は、無敗で首位を走るＨｏｎｄａＦＣをホームに迎えての対戦となった。

試合開始から持前のパスワークで主導権を握るＨｏｎｄａＦＣに対し、高いディフェンスラインを保ちつつ冷静に対応するヴァンラーレだったが、前半１５分に相手の直接フリーキックから最後はオウンゴールで失点を許し、先制点を献上。

前半終了間際の４５分にはＨｏｎｄａＦＣ、ＦＷ⑱児玉怜音の放ったシュートを前半途中から入ったＤＦ㉒穂積諒がブロックするものの、その跳ね返りをＭＦ⑧栗本広輝に決められ、０－２で前半を折り返す。

反撃に出るヴァンラーレは後半４分、素早い切り替えからボールを奪い返すとＭＦ④前田柊のパスを受けたＭＦ㉗國分将がシュートを決め、１点を返す。

その後も前線から果敢にプレスを掛け、徐々に自分たちの攻撃の時間を増やすが、相手の切り替えの速さを前にシュートに持ち込むことができない。

後半１９分にＭＦ⑩新井山祥智に代えてＭＦ⑧高見啓太、同３３分に國分に代えてＦＷ⑱谷尾昂也を投入。前線に枚数を掛けて攻撃を仕掛けるものの最後まで追加点を奪うことができずタイムアップ。

１－２で敗れ、“門番”を相手に勝点を獲得することはできなかった。

試合後の記者会見で葛野昌宏監督は「前半は不甲斐ない戦いをしてしまったと思います。Ｈｏｎｄａさんと戦うということで、同じ土俵に立っていないと言いますか、逃げ腰になっていたように感じます。
後半は奮起してくれましたが、後半のような戦いを前半からできないところが我々のまだまだな部分だなと思います」と前半の戦い、選手のメンタルの部分を反省点として挙げた。

この結果、ヴァンラーレの順位は５位から６位に。次節、第７節は４月２９日（日）にアウェイでＭＩＯびわこ滋賀と対戦する。

来週、４月２２日（日）は天皇杯の青森県予選となる「ＮＨＫ杯青森県サッカー選手権大会」の準決勝、ブランデュー弘前ＦＣ（東北１部）との試合に臨む。



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