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1種(社会人)

JFLファーストステージ第9節 ラインメール青森FC VS ヴァンラーレ八戸FC

2018年05月06日
 5月6日(日)、ダイハツスタジアムでJFLファーストステージ第9節「ラインメール青森FC vs ヴァンラーレ八戸FC」の青森ダービーが行われた。

 
 ゴールデンウィーク最終日、会場のダイハツスタジアムには、1337名の観客が集まった。
 
 前半は両チーム共に一進一退の攻防に見えたが、シュート数はラインメール1本、ヴァンラーレ7本とヴァンラーレが優位に試合を進め0-0で前半を終える。
 
 
 後半、先制点を挙げたのはヴァンラーレだった。66分、コーナーキックからMF⑤酒井大登のヘディングシュートをキーパーが弾くも、そのこぼれ球をDF㉒穂積諒が押し込む。

 その2分後には、ヴァンラーレFW㊶金弘淵が豪快なシュートを決め、2点差とする。ラインメールはサイドから攻撃を仕掛けるが、ヴァンラーレの守備を崩せず、そのまま0-2で試合終了。
 
 青森ダービーは4連敗中だったヴァンラーレが借りを返し、6位から4位に順位を上げた。ラインメールは9位となっている。
 
<望月達也監督>
 たくさんの人に見に来て頂いて、ありがとうございます。まず、一番最初に言わなきゃいけないのは、ラインメール青森のサポーターの方々に、勝点3をプレゼントできなかったことを本当に申し訳ないと思いますし、監督として残念に思います。
 選手たちには、立ち上がりに硬くなってもいいよと言っていました。当然、緊張もするだろうし、ダービーだし、私以上に思い入れがあるのかなというのは選手たちを見て感じ取っていました。ただ大事なことは、自分たちがやってきたこと、やれることを100%表現して勝とうということは話しました。前半、入りはかたかったですが、ボールの落ち着きは思ったより早かった気はします。今日、そんなに風の影響も受ける状況ではなかったですし、うまく自分たちのリズムを作り出せたかなと。もう少しゴール前に向かっていくパワーが欲しい、要はシュートの場面まで作りあげられればいいなと思ってハーフタイムに入りました。ヴァンラーレさんもおそらく、後半立ち上がりからパワーを上げて入ろうという話にはなったと思うんです。入ってこられて繋ぐのか、その場面を切って守備からしっかり入るのかが中途半端になった時間帯が、おそらく10分から20分、失点する前ですかね。入ってこられる時間が長くなったところの失点だったので、ベンチから見ても、あのセットプレーは嫌だなと思っていた失点でした。そこの細かいマーク、こぼれボールというのはありますけども、コーナーキックになったところのゲームの流れ自体を自分たちで変えられないと、根本的な修正にはならないと思いますので、自分たちでどうやって流れを変えていくか、いくつか具体的な術をこれから持たなきゃいけないという話を選手としました。
 今、自分たちの課題である点を取るところのアイディア、パワーが足りないというところは、これからの修正点、反省点だと思います。

―望月監督は静岡県出身で、ダービーを経験していると思います。ダービーについての今後の期待は?
 淡々と喋らせていただいていますけども、非常に悔しいです。自分が今まで経験した中では、静岡ダービーとか、川崎であれば多摩川ダービーとか色々ありますけど、自分たちの役割は、ヴァンラーレさんと一緒に、青森のサッカーというか、このゲームがもっと色々なところで取り上げられたり、子供たちがたくさん見に来てくれるゲームになればいいなという風に思います。そういう意味では、どちらのチームも、本当に自分たちの良さを最後まで出そうとしたゲームだったと思います。ただ、そのエネルギーというか想いが、もしかしたらヴァンラーレさんの方がうちより上だったのかなという気がします。そこは本当に悔しいところですし、自分たちが学ばなきゃいけないところかなという話は選手にしました。今日は本当に悔しいですけど、選手にとっては、一歩前に進んで自分たちがうまくなるというのは逆に言えば伸びしろだと思うので、そこは自分も含めて求めていきたいと思います。

―次回のダービーに向けて。
 今日は、ラインメールのファンの方はもしかしたらワクワクはしなかったかもしれないですけど、そういうゲームにしたいなと思います。自分たちとしては、しっかり守備をしながら攻撃のチャンスを増やしていくということが、次にヴァンラーレさんに勝つための要素かなという気はします。おそらく、スタートよりも良くなったとは思いますが、まだ選手たちは自分たちに完全に自信が持てていないような気がします。自分たちの力が未熟というか、そこは私自身の未熟さもあります。勝ち負けは自分の責任です。選手には、一つひとつのプレーの責任を持って、成功しないものを成功をどうやってさせるかというのは、グラウンドの上でしかできないので、そこは練習の中で求めたいと思います。

―ホーム試合ですが、ダイハツスタジアムでの開催となりました。そういった影響はありましたか?
 青森でホームで使える場所が増えればありがたいなと自分たちも思っていますし、クラブもそれを切に願っています。そこに繋げるためには、例えば「何々をお願いします」ということだけではなくて、クラブ全体も青森の人たちともう少ししっかり繋がっていかないといけないなと思います。例えば、行政が積極的に動いてくれるとか、積極的にグラウンドを貸していただけるとか。このスタジアムは本当に素晴らしいので、自分たちも、こういったスタジアムでゲームができるようになれば、より選手のモチベーションも上がるのかなと思いますし、青森の人たちも自分たちと密着して応援をしていただけるのかなという風には感じています。
<葛野昌宏監督>
 今日は、ヴァンラーレのサポーターもたくさん駆けつけて声援を頂いて、それが非常に大きな支えになったと思います。結果的に勝てたことに対して非常に嬉しく思いますし、選手たちがよく戦ってくれたなと思います。
 内容に関して言えば、前半は気負いすぎというか、攻めてはいましたが、もう一つ頑張るところでスタンディングプレーになってしまったり、有効的にサイドを使って深いところからクロスであったり、ペナルティエリアの中に侵入した形の攻撃がなかなかできていませんでした。選手たちの中には、攻めているからいいやというような感じが見受けられました。ハーフタイムに、そこの意識をまず変えて、ゴール前のパワーをもうちょっと上げていこう、有効的に裏に回った選手は使って、ゴールに向かって圧力をかけていこうと話しました。あとはメンタルの部分で、こういう試合になるのは分かっていたので、勝ちたい気持ちが強く出た方が神様も微笑むんじゃないかなと思いましたし、選手たちは最後までゴールに向かっていってくれたところと、しっかり失点を0で終えることができたところは、非常に大きなところだと思います。ダービーは、ヴァンラーレが過去4連敗中というところで、非常に難しい試合になるということは予想していましたし、そういう試合ほどセットプレーがキーになるということも選手たちにも言っていました。それが先制点のセットプレーで取れたという部分も、大きな形で取れたかなと思います。選手たちがこの試合に懸ける想いが、見てくれている人たちに伝わった試合だと思いますし、よくやってくれたと思います。

―今日の試合で一番良かった点は何でしょうか?
 やはり、勝てたことですね。結果が出たことです。今までは、内容が良くても勝てない、苦手意識が出ている感じがあったので、それをなんとか払拭したかったですし、今日の試合においては、内容もですがまず結果が重要だったので、連敗中から何とかラインメールに対して1勝できたというところは大きいと思います。


―チームにとって、今日の1勝は?
 今日の1勝は、精神的な部分で強くなったかなと思います。我々が今年目指している目標に対して、こういう試合を勝っていかないと、達成できない一つの試合だったと思うんです。それをしっかり結果というもので結びつけられたということは、チームとして大きな自信になる。そういった1勝になったと思います。

―勝負強いチームになりましたか?
 全然まだまだです。ただ、こういうことの積み重ねだと思いますし、次の試合の準備をして、一つひとつの試合を、内容と結果で出していく、それを続けていくだけです。そうしてチームを上げていく、力をつけていきたいなと思います。


―古巣相手との対戦。監督としてはどういう意識で臨みましたか?
 同じJを目指す青森県のチームとして、僕は青森にいた時に4連勝させてもらいましたが、チームとして苦手意識を持たせたいという一心でやっていました。だからこそ今日の試合は、非常に難しかったです。ダービーにおいては、内容は悪くても勝てるチームにしたかった。それが逆のチームになっての試合だったので、非常に難しかったですけど、結果が八戸に出て良かったと思います。選手たちにもいつも通りのプレーはしてもらいたいけど、でもやはりダービー色々盛り上がるというか、地域もそれによって活性化させなきゃいけないと思いますし、お互いが熱い試合をするために、いつもと違う形で意識はさせていました。その中で勝っていくというところに、チーム力としての向上というか差を見せたかったので、僕はダービーをそういう風にとらえています。


次節の予定

ラインメール青森FC
第10節(H) 5月20日(日) vs東京武蔵野シティFC @青森県総合運動公園陸上競技場

ヴァンラーレ八戸FC
第10節(H) 5月20日(日) vsコバルトーレ女川 @ダイハツスタジアム





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