５月２０日（日）、八戸市のダイハツスタジアムでＪＦＬファーストステージ第１０節「ヴァンラーレ八戸ＦＣｖｓコバルトーレ女川」の試合が行われた。
　




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　東北社会人リーグ時代に凌ぎを削った両チーム。ＪＦＬで初の対戦となったこの試合は「うみねこダービー」と称され、２００９名の観客が詰め掛けた。

　強風の中で行われたこの試合。「前半、なかなか良い形ができなかった」とヴァンラーレ八戸⑦ＦＷ中村太一が語ったように、前半はチャンスを多く作れず、スコアレスで前半を折り返す。
　後半はヴァンラーレが６本のシュートを放つも、コバルトーレの粘り強い守備に阻まれ、最後までゴールを割ることができず、スコアレスドローで試合を終えた。ヴァンラーレはホームで勝点１を積み上げるにとどまり、１０試合消化して５位。百年構想クラブが３位から５位にひしめく混戦となっている。

Ｎｏ．７　ＦＷ　中村 太一（ヴァンラーレ八戸）
　
　前半なかなか良い形ができませんでした。後半やれたことを最初からやっていたら得点の確率も上がると思うので、それはチームの課題かなと思います。全体でなかなかセカンドボールが拾えなかったので、そういう部分でもっと最初からやっていかないといけないと思います。攻撃の部分で、得点をとる形を自分たちでたくさん作っていければと思うので、そういう部分を練習でやっていきたいと思います。
　今回出た課題を、（次節までの）２週間でどれだけ改善できるかだと思うので、２週間の練習の中で自分たちで意識しながらやっていきたいと思います。




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Ｎｏ．１０　ＭＦ　新井山 祥智（ヴァンラーレ八戸）

　前半に点数を取れなかったのが、この試合の敗因かなと思います。人数をかけて守られるという試合が滅多になくて、その中で点を取れなかったというのは、やはり自分たちの弱さだと思うので、そこは改善していきたいです。チャンスの時のパワーの使い方だったり、ズルズルという感じで攻撃もしてしまっていたので、ここぞという場面を極めてやっていければ、点数も取れるのかなと思います。
　１試合空くだけでリズムがどうしても崩れてしまうので、そこをみんなでうまく改善方法を見つけたいです。負けられない試合が続くので、しっかり準備していきたいです。




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Ｎｏ．５　ＤＦ　舛沢 樹（コバルトーレ女川／前所属・ヴァンラーレ八戸）

　ヴァンラーレからコバルトーレに移籍したので、ヴァンラーレと試合をするのは楽しみでした。今、チームが連敗している中でのダイスタだったので、結果にこだわってやりました。チーム全体で、とにかく先に失点しないことを心掛けてやりました。押し込まれる時間帯が多かったですが、チーム全体で耐えきれたのかなと思います。今まで、そこで耐えきれなくて失点していたので、全体で我慢できたのかなとは思います。

※舛沢選手へのインタビューは、６月２５日発売の青森ゴールＶｏｌ．５２に掲載予定です。




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■ヴァンラーレ八戸　次節以降の予定■
６月２日（土）１３：００～　ｖｓヴェルスパ大分＠大分佐伯
６月１０日（日）１３：００～　ｖｓヴィアティン三重

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