１１月１５日（木）、青森県総合運動公園陸上競技場にて「第９７回全国高等学校サッカー選手権大会青森県予選」の準決勝２試合が行われ、青森山田高校と八戸学院野辺地西高校がそれぞれ勝利し、決勝戦へ駒を進めた。
２年連続となる青森山田高校と八戸学院野辺地西高校の決勝戦は、１１月１７日（土）に同会場にて１２：００から行われる。


準決勝第１試合の青森山田と十和田工業の試合は、開始２分にフリーキックのチャンスからＤＦ④二階堂正哉が右足でゴールを決め先制すると、前半１０分にＭＦ⑩檀崎竜孔の左サイドからのクロスをゴール前でＭＦ⑪バスケス・バイロンが受け、その落としをＤＦ②橋本峻弥が決め追加点を奪う。
前半１５分にはコーナーキックからＤＦ⑤三國ケネディエブスが頭で合わせ３点目、前半ロスタイムにはゴール前での檀崎の浮き球のパスをＭＦ⑧武眞大が右足で押し込み４点目を決める。
前半だけで４ゴールを決めた青森山田は後半に５点を追加。十和田工業の反撃は許さず、９－０で勝利した。

第２試合の東奥義塾と八戸学院野辺地西の試合は、前半９分に東奥義塾がＦＷ⑪増田隼人のスルーパスに抜け出したＦＷ⑩田谷和宏のゴールで先制に成功する。
対する八戸学院野辺地西は、前半ロスタイムにフリーキックのチャンスを得ると、ＤＦ⑤舘睦人が蹴ったボールをゴール前でＭＦ⑥黒滝創心が頭で繋ぎ、最後はＭＦ⑩佐々木大羅が右足で押し込み同点とする。
１－１で迎えた後半開始２分、東奥義塾はカウンターから田谷がこの日、２点目となるゴールを決め、再びリードを奪う。
しかし、その５分後の後半７分に八戸学院野辺地西は、ＭＦ⑦洞内幸哉のパスを受けた途中出場のＭＦ⑭工藤拓人が右足でシュートを放つと、これがディフェンダーに当たりオウンゴールで同点とすると、後半１２分にはフリーキックのこぼれ球をＭＦ⑧沼倉幸哉が押し込み逆転に成功。
さらに追加点を狙う八戸学院野辺地西だったが、このままタイムアップ。３－２で勝利し、決勝へ駒を進めた。



■準決勝　結果


第１試合
青森山田　　９－０　　十和田工業

得点経過
２分　　　青森山田　④二階堂正哉
１０分　　青森山田　②橋本峻弥
１５分　　青森山田　⑤三國ケネディエブス
４０＋１　青森山田　⑧武眞大
４２分　　青森山田　⑪バスケスバイロン
４７分　　青森山田　⑦武田英寿
５５分　　青森山田　⑳神田駿斗
６７分　　青森山田　㉒南谷陽介
６８分　　青森山田　⑩檀崎竜孔


第２試合
東奥義塾　　２－３　　八戸学院野辺地西

得点経過
９分　　　東奥義塾　⑩田谷和宏
４０＋１　八戸学院野辺地西　⑩佐々木大羅
４２分　　東奥義塾　⑩田谷和宏
４７分　　八戸学院野辺地西　オウンゴール
５２分　　八戸学院野辺地西　⑧沼倉幸哉




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