2種(高校生)
青森山田高校が優勝報告会、優勝パレード及びセレモニーを行う
2019年01月22日
1月22日(火)、青森山田高校第1体育館にて、第97回全国高校サッカー選手権で2年ぶり2度目の優勝を果たしたサッカー部の表彰式及び優勝報告会が行われた。
青森山田中学・高校の全生徒と教職員を前に、黒田剛監督は応援への感謝と優勝を成し遂げた喜びを話し、表彰式ではあらためて選手たち一人ひとりに金メダルが授与された。
その後11時20分からは、青森市新町の成田本店前から市役所駅前庁舎前までの約300mにわたって、優勝を祝う盛大なパレードが行われた。
青森山田高校吹奏楽部が先導し、古川小学校の児童と共に新町商店街を歩いた黒田剛監督と選手たち。沿道をぎっしりと埋め尽くした市民からの「おめでとう!」の声に笑顔で応えていた。
続いて、11時40分から市役所駅前庁舎5階で行われた優勝セレモニーにも大勢の市民が詰めかけ、会場は熱気に包まれた。
2度目の選手権制覇を成し遂げ、青森市の名を広く知らしめると共に市民に大きな感動と元気を与えた青森山田高校サッカー部。その功績をたたえ、小野寺晃彦青森市長より市長特別賞が贈られた。
そのお礼として、黒田監督から市長に選手全員の名前入りの優勝記念Tシャツが贈られた。
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質問タイムでは、古川小学校の児童たちからの様々な質問に答えた選手たち。
「大事な場面でシュートを決める時、集中力をどのように身に付ければ良いですか?」との質問に、檀崎竜孔選手は「日頃の練習から『1本中の1本』ということで、1本に懸ける、そういう思いを心がけてやれば、ああいう大舞台でも決めることができると思っています」と答えていた。
小野寺市長から、「準決勝で最後に追いついた瞬間の気持ちをポーズに込めて伝えて欲しい」とリクエストされた、炎のストライカー・小松慧選手。
「無我夢中でボールを追いかけた結果があのゴールにつながったので、とても嬉しかったです。その時の気持ちを表現すると、心の底から・・・ファイヤー!!!」
サービス精神旺盛な小松選手の渾身のパフォーマンスに、会場は大盛り上がり!
続いて花束贈呈が行われ、古川小学校の1年生から選手たちに花束が手渡された。選手たちは小さな子供たちの目線に合わせるように屈んで花束を受け取り、笑顔でふれあった。
最後に飯田雅浩主将が、「2年ぶりに青森県に優勝旗を持って帰ってこれたことは私たちにとってとても大きな喜びですが、自分たちの力だけではなく、青森県民の皆さんの温かいご声援のおかげで成し遂げた優勝だと思っています。本当に応援ありがとうございました」と挨拶。最後まで盛大な拍手と歓声に包まれてセレモニーは終了した。