2種(高校生)
2年ぶり2度目の全国高校サッカー選手権優勝を果たした青森山田高校。優勝メンバーが凱旋!
2019年01月16日
王座奪還を目指して第97回全国高校サッカー選手権大会に臨んだ青森山田高校。1月14日(月・祝)に行われた決勝戦では、流通経済大学付属柏高校(千葉県)に先制を許したものの、冷静な試合運びで3-1と逆転勝利し、見事2年ぶり2度目の優勝を成し遂げた。
翌15日(火)の17時半前、長旅を終えたチームバスが学校に到着。優勝旗を掲げ、光り輝く金メダルを胸に凱旋した選手たちを、サッカー部のチームメイトや学校関係者たちが盛大な拍手と笑顔で出迎えた。
黒田剛監督は、「昨日の決勝戦では、理事長先生をはじめ多くの諸先生方、多くの生徒たち、ブラスバンドの生徒たち、一杯応援に駆けつけていただきました。その声援が生徒たちの力となり、先制点を許すも同点、逆転というような結果を見せてくれたと思っております。1年間かけて本当にたくましく、力強く成長してくれたと思っております。今回の成績に恥じぬよう、これからも日々精進しながら練習に邁進してまいりたいと思います。本当にありがとうございました」と挨拶。
続いて選手を代表し、飯田雅浩主将が「本日は寒い中沢山の方にお集まりいただきありがとうございます。いまだに優勝という実感は湧きませんが、2年ぶりに青森県に優勝旗を持って帰って嬉しく思います。また、このような優勝という結果をこれからのサッカー人生に活かしていきたいと思います。本当に応援ありがとうございました」と感謝を述べた。
この時期の青森市にしては珍しく天候に恵まれた穏やかな3連休が明けたこの日、日が暮れるとともに気温は急激に下がり、冷たい雨風が容赦なく吹き荒れた。その後行われた囲み取材で黒田剛監督はこの天候にも触れ、「天候が(大会が行われた関東とは)かなり違うなという印象ですが、その中で24時間365日、日々鍛錬した成果が今回の全国優勝につながったと思います」と話した。
続けて、「こういうトーナメント戦は先制点を取られるとかなり厳しいというのが例年はありました。そのなかで3試合連続で先制を食らいながらも、よく同点逆転というところで取り返してくれたなと思います。あらためて選手たちの成長というものに感心させられました。選手たちに感謝したいです。
会場に足を運んでくれた方もいらっしゃいましたし、TVやメディアを通じて、色々な応援メールやメッセージが我々スタッフ・選手たちのパワーとなっての今回の結果だと思っています。青森県に少しでも元気を、勇気を持って帰ってこれたということで選手たちも本当に大喜びしておりますので、より一層青森県、青森市を明るくしていきたいです」と、応援への感謝と優勝を果たした喜びを語った。
MF⑩檀崎竜孔
「準々決勝から先制点を決められていて、苦しい状況からの展開だったのですが、それでも自分たちは冷静に試合を進められました。日頃の練習から1本中の1本というのをテーマにやってきて、仲間がつないでくれたボールを後は流すだけでした。
(応援してくれた人たちへ)色々な方々の支えがあって今年の青森山田というものがあって、自分自身本当に色々な方々から応援メッセージとかいただいたり、本当にそういうものが力になってこういう結果が生まれたと思っているので、感謝したいです」
・