MENU

メニューを閉じる
TOP
年間購読の
ご案内
ご購入
バックナンバー
取り扱い書店
大会情報
大会情報
> 一覧ページ > 1種(社会人) > 1種(大学・高専) > 2種(高校生) > 3種(中学生) > 4種(小学生) > 女子 > キッズ > フットサル > イベント(協会・その他)
コラム
> ウェブ掲載コラム > 大学サッカー通信 > フリースタイル
関連リンク
編集部
お問合せ

大会情報

1種(大学・高専)

東北大学サッカーリーグ1部 開幕!【八戸学院大学 vs 東北大学】

2019年05月04日
 5月4日(土)、東北の各会場で東北大学サッカーリーグ1部が開幕し、3試合が行われた。このリーグには、青森県から八戸学院大学と青森大学が参戦している。
(青森大学は、仙台大学に0-5で敗戦)

 今回は、多賀多目的運動場人工芝球技場で行われた、東北大学サッカーリーグ1部第1節、八戸学院大学 vs 東北大学の試合をピックアップする。





 東北大学のキックオフで始まった試合は、開始早々から八戸学院のミスが目立ち、東北大学に主導権を握られる。前半4分、ゴール正面でハンドを取られ、東北大学が絶好の位置でFKを得たが、直接狙ったシュートはGK①池田佑弥の正面。





 前半20分には、左サイドを崩されクロスを許すと、東北大学FW⑦三輪にフリーでヘディングシュートを打たれてしまうが、サイドネットに救われる。その2分後にPA内でファールを取られ、東北大学にペナルティキックが与えられる。しかし、このピンチはGK①池田の右手1本のスーパーセーブで得点を与えない。





 すると徐々に、八戸学院の選手たちの硬さも取れ、試合の流れは互角の展開になる。前線からプレスをかけ、ボールを奪取すると直ぐにショートカウンター仕掛ける八戸学院。そして、前半30分、待望の先取点を挙げる。
 
 右サイドでFKを得ると、キッカーMF⑮庄子悠平のファーを狙ったクロスを、DF④堤賢太が頭でゴール前に折り返すと、最後はDF③竹原由登が右足で合わせてゴールを挙げた。





 このゴールで勢いに乗った八戸学院は、前線からのプレスがはまり、セカンドボールも拾えるようになると、前半36分、FW⑩江幡俊介のミドルシュート。前半38分、FW⑪佐々木渓人のドリブルからのシュートなど、東北大学のゴールを脅かすが、追加点は奪えず、1-0で前半を終えた。





 後半が始まると、またしても八戸学院の立ち上がりが悪く、東北大学にチャンスを与えてしまう。後半3分、東北大学のGK①田村からのロングフィードに、八戸学院のセンターバック2人がつられて前に出てしまい、ボールが裏を抜けると、2対3の数的不利な状況を作ってしまう。しかし、この場面は東北大学のミスに救われる形で窮地を得た。

 その後も、何度か決定的な場面を迎えるものの何とかしのいでいた八戸学院だったが、後半11分、右コーナーキックから東北大学FW⑦三輪にヘディングシュートを決められてしまい、1-1の同点とされてしまう。





 この同点ゴールに八戸学院の雰囲気が悪くなり、試合の流れも東北大学に傾き、なかなか攻撃の糸口を見出せないでいると、この雰囲気を一蹴したのは、八戸学院キャプテン堤賢太だった。

「このチームは失点すると雰囲気が悪くなり、失点を重ねてしまうことが、昨年も多かった。なので、そういう時に声を掛けて盛り上げて、点を奪いにいく雰囲気を出したかった(堤賢太)」





 この声に同調した、八戸学院の守備陣の奮闘、盛り上げもあり立ち直った八戸学院は終了間際にチャンスを作る。後半44、DF②三浦匡人とFW⑯澤上京太で右サイドを突破しゴールを狙うが、枠を捉えることはできない。その3分後にもセンターライン付近からFKを得ると、ゴール前にクロスを送るが東北大学に阻まる。しかし、このプレーで得たコーナ―キックから勝ち越しゴールが生まれる。

 左コーナーキックからFW⑪佐々木渓人がゴール前にクロスを入れると、フリーのDF③竹原由登がヘディングシュートを打つ。しかし、相手ゴールキーパーの正面に飛んでいき阻まれると思われたが、このシュートを相手ゴールキーパーがキャッチミス。ボールはそのままゴールに吸い込まれた。





 一瞬、時が止まった試合会場。主審もすぐにはゴールとコールできず、副審のもとへ駆け寄り、確認を行う。その結果ゴールと認められ、2-1で勝ち越しに成功。





 アディショナルタイムで勝ち越した八戸学院は、残された時間を必死に守り抜き、試合は終了。2-1で開幕戦勝利を飾った。







試合後コメント





キャプテン DF④堤賢太
(写真左)前所属:八戸学院光星高校

 立ち上がりから難しい試合になるというのはみんな分かっていて、開幕戦の硬さなどもありました。前半で先制点を取れたことは、今までにない部分でしたので良かったです。しかし、無失点で勝てない部分が課題として見えました。
もう少し選手間のコミュニケーション、声掛けで防ぐことができるピンチも多かったので、そういうところは一人ひとりが周りを見て、声をしっかりかければ防げると感じました。



DF③竹原由登
(写真右)前所属:保善高校(東京都)

 得点を取れて、2点目も絡むことができて良かったです。しかし、相手に押し込まれる場面が多々あったので、次の試合までに改善していきたいです。開幕戦で勝利できたので、この流れを今後も続けていきたいと思います。
 センターバックなので、バックラインでの連係、声を掛けて仲間を動かうこと、背後のボールのケアが課題となります。
 次節は、まずは無失点に抑える。そしてチームの勝利に繋げられるようなプレーをしたいです。





次の試合日程

5月18日(土)11:00 会場:Jヴィレッジ ※会場調整中
八戸学院大学 vs 東日本国際大学

5月11日(土)18:30 会場:岩手県営運動公園第1グラウンド(人工芝)
青森大学 vs 富士大学


詳しい試合情報、結果は東北サッカー協会のHPをご覧ください。
http://tohoku-fa.jp/college/





★青森ゴールは青森県内の書店、スポーツ店、ユニバース全店で購入できます。
県外にお住まいの方やバックナンバーをお求めの方は、青森ゴールHPから購入できますのでぜひご覧ください。
http://www.aomori-goal.com/buy/


★デジタルマガジン/クレジット決済をご希望の方は、こちらから購入してください。
雑誌のオンライン書店「富士山マガジンサービス」
http://www.fujisan.co.jp/product/1281691519/


★最新号の青森ゴールVOL.57(紙媒体/デジタルマガジン)の内容はこちらからご覧になれます。
https://aomori-goal.com/nowonsale/


★デジタルマガジン
「AOMORI GOAL」デジタルマガジンは、雑誌では載せきれなかった写真をフォトギャラリーとして掲載しています。ぜひお買い求めください!


★クレジット決済のご案内
「AOMORI GOAL」雑誌、デジタルマガジンは
県外の方やお近くに販売店がない方はインターネットから購入することができます。その際、クレジット決済することも可能です。


★読者プレゼント
読者プレゼントも充実しております。年間定期購読の方限定のプレゼントもありますので、
ご応募お待ちしております!5月中まで応募可能です!

BACK NUMBER


  • AOMORI GOAL VOL.86

  • 2024 青森山田高校 2冠達成記念号

  • AOMORI GOAL VOL85

  • AOMORI GOAL CUP 2023 特別号

  • AOMORIGOAL VOL.84

  • AOMORI GOAL VOL.83

  • AOMORI GOAL VOL.82

  • AOMORI GOAL VOL.81

  • AOMORI GOAL VOL.80

  • AOMORI GOAL.VOL.79