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1種(大学・高専)

第44回東北地区大学サッカーリーグ1部 第12節(最終戦)八戸学院大学 vs 仙台大学

2019年11月03日



八戸学院大学のホーム「八戸学院大学人工芝サッカー場 」に仙台大学を迎えて行われた「第44回東北地区大学サッカーリーグ 1部 第12節」。すでに優勝を決めている仙台大学に、4位の八戸学院大学が挑んだ。





 今季最後の公式戦となる八戸学院大学は、試合開始からチャンスを掴むが、フリーでゴール正面からシュートを放ったFW⑪佐々木渓人のシュートは枠を外れる。その後も前線からプレスをかけ、高めの位置でボールを奪いショートカウンターを仕掛ける八戸学院大学が攻勢にでる。そして、前半5分、左サイドを突破したFW⑩江幡俊介のクロスにMF⑥小林義朋が合わせて先制点を挙げる。





 先制した八戸学院大学は勢いをもって前線からプレスをかけ流動した動きで仙台大学を圧倒。しかし、前半14分。仙台大学がコーナーキックを得ると、MF⑦鈴木大貴のクロスにMF⑧嵯峨理久が頭で合わせて同点ゴールを決められてしまう。さらにその3分後。またしても仙台大学のコーナーキックから失点する。FW⑨樋口颯太のクロスを嵯峨理久が頭でコースを変え、そのボールにDF③井上友也が合わせて2-1と仙台大学が逆転する。





 逆転した仙台大学は、DFラインでボールを繋ぎ、落ちついてゲームを進行する。八戸学院大学も前線から奪いに行くが、ポゼッションサッカーを目指している仙台大学のパスワークについて行くことができす、両サイドを崩され危ない場面を何度か作られるが、キャプテンのDF④堤賢太を中心にしっかりとブロックを作り、得点は与えず前半が終了した。





 後半に入ると、両者拮抗した展開となり、お互いコーナーキックからチャンスを作るがゴールに結びつけることはできなかった。次第に仙台大学がペースを握り、後半21分、右サイドを崩した仙台大学の嵯峨理久がグラウンダーのクロスをゴール前に送ると、後半から出場したFW⑪岩渕弘人が合わせてゴールを決め3-1とした。その後も両サイドを攻略した仙台大学が波状攻撃を仕掛けるが決定力を欠き、追加点を挙げることはできなかった。対する八戸学院大学も今季最後の試合ということもあり、得点を奪いに行くが、アディショナルタイムから怒涛の攻撃を仕掛けるなど、エンジンがかかるのが遅く、追いつくことはできなかった。






リベロ津軽SCから埼玉県の昌平高校に進み、仙台大学に進学した現在2年生のMF㉕小田桐陸也。数少ないチャンスをものにしてトップチーム定着を目指す。





ヴァンラーレ八戸FC U-18から仙台大学へ進学したMF㉙武部洸佑。2年生ながらトップチームに帯同し出場。定着を目指す。



 試合は結局、仙台大学の嵯峨理久が1得点2アシストと全得点に絡む活躍を見せ、3-1で仙台大学が勝利を収めた。仙台大学は10年連続の優勝を果たし、東北地区第一代表として、12月11日から始まる「第68回全日本大学サッカー選手権大会」、通称・インカレに臨む。




試合後コメント


八戸学院大学 4年生
キャプテン No.4 DF 堤賢太
(前所属:八戸学院光星高校)

(試合の振り返り)前節でインカレの出場権は消えてしまいました。今日は4年間の集大成ということで仙台大学に勝ちたかったんです。そういう意気込みで臨んで先制点は取れましたが、相手も力があって、すぐに失点してしまったので、そこは悔しいです。3年生以下の後輩たちは力があるので、来年はそういうことを活かして頑張ってほしいと思います。

(仙台大学の青森県出身の選手について)試合前とかに(嵯峨)理久と話をして「お互い頑張ろう」とか話しています。高校から対戦しているので、嬉しい部分もありますし、燃える部分もあります。自分はこれで終わりですが、理久にはインカレ、来年とあるので最後まで頑張ってほしいと思います。

(大学4年間の振り返り、後輩にメッセージ)楽しいことよりもきついことの方が多かったです。やはり4年間頑張ってみて、この大学に入って良かったと今は思えるので4年間頑張って良かったと思います。
 後輩たちは技術、力があるので、きついこともあると思いますが、やはり、仙台大学などの強豪に勝つためには、チーム一丸となってきついことも乗り越えて、東北1位で全国にいってほしいと思います。その実力はあると思います。



八戸学院大学 4年生
No.2 DF 三浦匡人
(前所属:八戸学院光星高校)

(試合の振り返り)出来は自分的には悪くなかったですけど、チームとしては八戸学院らしさ、前からプレスをかけるなど、もう少しやれたのかなと思います。前期の方が自分たちのスタイルが出せたので、負けましたけど、前期の方が良かったと思います。

(大学4年間の振り返り、後輩にメッセージ)大学は高校と違いハードワークとかフィジカルなどが必要だと感じました。技術的なことは高校までやってきたことをしっかりやれば通用しますし、あとは気持ちですね。どんな試合でも相手に立ち向かっていく。一人だけではだめで、誰かが引っ張って、それにチームがついていくような、そういった気持ちを持った選手がいたら強くなっていくと思います。
 インカレ出場に望みがある状態で後期リーグがスタートして、この状態は自分は4年間で初めてで、後輩たちはこの経験をして来期、この緊張感や、インカレ出場に手が届きそうな状態を経験したことは財産になるし、来年にも生きると思います。今期は悔しいシーズンだったので、来期は頑張ってくれることに期待したいです。




仙台大学 3年生
キャプテン No.8 MF 嵯峨理久
(前所属:青森山田高校)

(試合の振り返り)チームしては、立ち上がりはけっして悪いと言う訳ではなく進めることはできました。序盤に失点して、いつもならバタつきますけど、そういうのもなく、いつも通り自分たちのサッカーというのを出して、セットプレーからでしたけど得点することができて、そこからチーム的にも乗れたので良かったです。ただ後半は、八戸学院大学さんに攻め込まれる場面が、アグレッシブなプレーで追い詰められるシーンがあったので、後半の試合内容を考えたら課題が残る試合でした。
 自分のプレーを振り返ると、1ゴール、2アシストとチームの勝利に貢献できたのは嬉しいですけど、まだまだ足りない部分もありますし、チャンスの所で、質、精度を高めていけたらなと思います。





仙台大学 3年生
No.12 DF 工藤聖人
(前所属:青森山田高校)

(試合の振り返り)自分たちはこの試合勝つことが目標でした。インカレの全国で戦うためにボールを繋いで、繋げるようにということを課題としてトレーニングも積んできて、要所要所繋ぐ場面は見えていましたが、そこでまた新たにミス、失敗が出て課題もまた分かったという感じですかね。
 ゲーム内容は、後半は自陣でずっとサッカーをしていて、この相手をもっと圧倒する力をつけないといけないとミーティングでもありましたが、自分も感じて、自分も走るというよりかは繋ぎたいタイプのプレーヤーなので、自分のところにくるまでのポジショニングをもっと考えられれば、自分で開放もできたし、出し手も困らないと感じました。後半は全然自分のプレーはできませんでした。





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