2種(高校生)
首位・青森山田高校セカンド、ホームで敗れる<高円宮杯U-18プリンスリーグ東北第17節>
2022年10月02日
10月1日(土)、高円宮杯U-18プリンスリーグ東北を戦う青森山田高校セカンドは、ホームで聖和学園高校(宮城県)と対戦した。
ここまで14試合を終えて13勝1敗、第9節で尚志高校(福島県)に今季初黒星を喫して以降、6連勝と波に乗り暫定首位を独走する青森山田セカンド。一方の聖和学園は15試合で6勝3分6敗、暫定順位4位につけている。
立ち上がりを制すべく、試合開始とともに積極果敢に相手陣内に攻め入った青森山田セカンド。MF28米谷壮史のシュートなど先制点を予感させる場面が幾度もあったが、決めきれないまま一進一退の展開に。スコアレスで前半を終えると、55分、先制点を奪ったのは聖和学園。青森山田セカンドも得意のセットプレーからまずは同点に追いつこうとするが、72分、聖和学園に追加点を許してしまう。青森山田セカンドはこの直後、一気に3枚の交代カードを切り攻撃の活性化を試みる。しかし79分、再び聖和学園のゴールで点差は3点に。残り時間が少なくなるなか、せめて一矢報いたい青森山田セカンドは懸命にゴール前へボールを送るべく体を張るも、フィニッシュの精度を欠き最後までゴールネットを揺らすことは叶わず、0-3で敗れる結果となった。
この試合の指揮を執った松本晃コーチは、「今までであれば前半に1本決めて、流れ良く後半に向かっていけましたが、それが今回はできず、後半もっと奮起しなければいけなかったのを逆にひっくり返されたような形になってしまいました。そこは自分も甘さがあり、選手にもうひと踏ん張りきかせなければいけないところだったと思います。先に失点する経験が今年は少なかったので、そこに対する免疫も少なかったと思いますが、もっと戦うところを意識して自分たちで感じながらやっていかないといけない」と振り返った。
立ち上がりは勢い良く入ることができていただけに、自分たちの時間帯で決めきれなかったことが悔やまれる敗戦だった。
「だからこそ後半のところで、前半やれていたことをもうちょっと徹底させるべきだったのかなと思います。自分としても、ここで取れなかったら後半こうなるんだなと思いましたし、選手もそれを感じてくれれば。監督からも言われていたように、『1本中の1本』にどれだけこだわれるか。ゴール前であれだけ大きくふかすようなシュートがあったり、後半もセットプレーのところが流れていったりだとか、あれでは上を狙うことは厳しい。そこを次への学びにしてもらえたらと思います」
敗戦から学びを得て成長に繋げられるよう、松本コーチは選手たちにより一層の奮起を促した。
10月8日(土)に行われる次節、青森山田セカンドはアウェイで尚志高校(福島県)と対戦する。青森山田セカンドを勝点4差で追っていた2位の尚志は、今節で勝利し勝点1差まで迫ってきた。次節に向けて、「精一杯頑張るだけ。もう一回切り替えてやります」と語った松本コーチ。首位攻防戦の行方に注目が集まる。
プレミアリーグEASTを戦う青森山田高校は10月2日(日)、アウェイで横浜FCユースと対戦。横浜FCジュニアユース出身であるFW10小湊絆のゴールで先制後、追いつかれて1-1の引き分けとなり暫定順位は5位。次節は10月9日(日)、今季からプレミアリーグ初参戦の桐生第一高校(群馬県)をホームで迎え撃つ。
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