2種(高校生)
「第59回青森県高等学校サッカー新人県大会」決勝戦
2022年11月16日
11月14日、青森県八戸市にあるプライフーズスタジアムで「第59回青森県高等学校サッカー新人県大会」の決勝戦が行われた。対戦カードは、23連覇を目指す青森山田高校と、6年ぶりに決勝進出を果たし、25年ぶりの優勝を目指す八戸学院光星高校。
青森山田のキックオフで始まった試合は、立ち上がりから素早いプレスと球際で強さを見せる青森山田がゲームを支配する。前半3分、青森山田のDF小林拓斗が右サイドを突破してクロスを送ると、MF米谷壮史が頭で合わせて先制点を決める。その2分後、青森山田が左コーナーキックを得ると、MF芝田玲のクロスにDF小泉佳綋が高い打点のヘディングを決めて2−0。さらに10分には、MF福島健太が左サイドを突破して上げたクロスに、MF谷川勇獅が合わせて3点目を奪う。この怒涛の攻撃に光星はなすすべなく、その後も青森山田が圧倒して前半終了。
後半に入ると、光星は落ち着きを見せ、ディフェンス陣からパスを繋ぎ、リズムを取り戻そうとする。青森山田の早いプレスにも慌てず、パスで組み立てて全体を押し上げる。それでも青森山田は豊富な攻撃パターンでチャンスを作ると、後半22分、FW川口琥牙が試合を決定づける4点目を奪い、試合は4−0で終了。青森山田が23連覇を決めた。
青森山田と光星は、来年1月に行われる予定の「東北高等学校新人サッカー選手権大会」への出場権を獲得した。