2種(高校生)
青森山田高校 プレミアEAST2連勝 試合後のコメント
2023年04月14日
4月9日(日)、高円宮杯JFA U-18プレミアリーグEAST第2節が行われ、青森山田高校と横浜F・マリノスユースが青森山田高校グラウンドで対戦。2—0で青森山田高校が勝利した。
試合後のコメントを紹介。
—— コメント ——
正木昌宣監督
ホーム開幕戦ということで、地元の方々が応援に来てくれること、部員全員と戦えるということで、このホーム開幕戦をなんとしても勝とうと準備してきたので、このような結果になってよかったと思います。
観客の方々が入れることになり、選手たちが平常心でいられなくなる可能性もあったので、そこは選手たちにも伝えながら平常心でやろうと心がけました。
観客が入って応援してもらえるというのは、選手たちにも力になりましたので、やっとコロナが明けて、このように試合を見てもらえるのは本当に嬉しく思います。
今年のチームが、良い守備から良い攻撃ということで、ボールを保持されるということは十分予測はしていましたので、その中で奪ってからの攻撃を意識してやっていました。シュート0本で抑えたかったのですが、無失点で終えられたことはかなり評価できるのかなと思います。
昨年は3連勝してからの5連敗と、本当にこのリーグ戦は非常にレベルが高いので、連勝しても気を抜かず次の旭川実業戦に向けて良い準備をしたいと思います。
—— レイソル戦との違い
多少、雨や風などの天候のために、足下が滑るとか色々な状況により、選手たちが100%でやりきれていなかったことが、レイソル戦との違いかなと思います。チーム全体の強度の高い前節とは違い、強度が落ちて相手に自由にボールを持たれているなという印象もありました。前回は持たせている、今回は持たれている、そういうところはまだまだかなと思います。
——先に選手交代をした意図について
MF13福島健太、MF14杉本英誉のところが攻守にわたって関わりが少なかったことと、アバウトなボールも多かったので、FW9津島巧の方が体を使ってルーズボールをキープしたり、空中戦も多かったので、そこで起点になれると判断しました。MF16後藤礼智もそうですが、この二人はスタメンで出場してもおかしくないくらいのパフォーマンスでやってくれているので交代させました。
春の遠征からの選手起用、オプションなどはやってきたことなので、それが結果に繋がっているのかなと思います。
DF4山本虎
大勝した後のゲームは本当に難しくて、前半うまくいかなくてきついゲームでした。最終的には2点取れて、失点0で抑えることができて、きつい中で勝ちきれたことは、収穫に繋がったと思います。
ホーム戦で部員全員が応援してくれていましたので、全員分を背負って勝てた事はすごく良かったなと思います。
DF6菅澤凱
プレミアが開幕してから、自分のやるべきことは確立しているので、それをしっかりとやるだけですし、自分の得意なセットプレーで第1節は得点を決めることが出来ました。
第1節のレイソルのようにマリノスもGKから繋いでくるポゼッションサッカーをしてくるチームでしたが、レイソルよりも縦に早く繋いでくるので奪いどころなど、チームでの共有が少しずれてしまい前半に苦しい展開になったのは自分たちのミスですし、反省点でもあります。
攻撃の方は少し力が入っていたなと感じたので、もっとリラックスしていつも通りやったら良い形ができたのではないかと思います。
今季は絶対に3冠を勝ち取りたいです。自分たちは絶対負けない、無敗ということを目標にしていて、そこをしっかり確立できたら、2年前の松木キャプテンの世代を超えられると思うので、明日からまた次の試合に向けて頑張りたいと思います。
FW11米谷壮史
——得点シーンについて
今回、芝田からパスを受ける前に間接視野でGKが出てきているのが見えていたことで、落ちついて足元にコントロールできました。GKの股が空いていたので、そこを狙ってゴールできたので良かったです。
レイソルよりも縦に速くボールを出してくるチームでした。マリノスのボールを奪ってから山田の攻撃に切り替わった時には、マリノスのボランチが自分へのパスコースをすぐに消し、そこをインターセプトしてくるので、ボールを受けにくかったですし、ボールを受けた瞬間も相手に囲まれるシーンが多くありました。
まだリーグ戦も始まったばかりなので、浮かれてもいられないですし、3冠を目指して頑張りたいと思います。
MF8川原良介
前節のレイソル戦は、ボールをただ繫がせたという感じでしたが、マリノスに関しては、自分たちの中央から締めるコンパクトな守備ができなくて、前半は特に相手の好きなようにやられてピンチも作られました。縦に速かったですし、サイドプレヤーも良い選手だったので、そこがレイソルとマリノスの違いかなと思います。
前節から改善してきたことや、意識してきたことは、左サイドでも右サイドでも、どこのポジションをやっても自分の得意なドリブルや、パスした後のオフザボールの動きとかを意識してトレーニングしてきました。
苦しい時間帯も耐えて、チーム一丸となって守備から攻撃へのスプリントなど、後半の絶対にきつくなってくる時間帯の中でも、気持ちの部分で負けなかったことが勝利に繋がったと思います。
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次節 4月16日(日) 青森山田高校 vs 旭川実業高校 11:00:キックオフ
会場:旭川実業高校グラウンド