2種(高校生)
プレミアリーグEAST第4節 青森山田高校 vs FC東京U-18
2023年04月25日
4月23日、高円宮杯JFA U-18プレミアリーグEAST第4節が行われ、青森山田高校とFC東京U-18が青森山田高校グラウンドで対戦した。
3連勝中の青森山田高校。今季2試合目のホームゲームには、突風が吹く中にもかかわらず500人ほどの観客が来場した。
4連勝をかけた一戦は、前半、風上から攻めるFC東京U-18に対し、青森山田高校はしっかりと集中した守りを継続。相手に攻め入る隙を与えず、シュート数で上回るなど優位に試合を進める。
0—0で迎えた後半、風上から攻める青森山田高校は猛攻を仕掛け、FC東京U-18を押し込む。サイドから中央にクロスを上げてFW9津島巧が頭で合わせたほか、得意のロングスローやリスタートなど、得点チャンスを多く作る。
しかし、風の影響でボールをとらえるタイミングが少しずれて、シュートボールはゴールの枠外へ。もどかしい時間が続く。
74分、FC東京U-18に一瞬の隙を突かれる。
前掛かりになった青森山田高校ディフェンスラインを抜け出した、FC東京U-18のFW11吉田綺星に先制点を決められる。
追いつき、追い越したい青森山田高校は猛攻を続けるが、90分、先制点の吉田に2点目を決められ、0-2で今季初黒星を喫した。
正木昌宣監督 コメント
——試合を振り返って
FC東京さんが強かったという印象でした。相手はまだ未勝利だったので、この1試合に懸ける思いを感じられましたし、我々もそれ以上のモチベーションで戦っていましたけど、やはり1本中の1本を決められてしまうと、このようなゲーム展開になるなという印象です。
——後半は青森山田のペースだったと思いますが・・・
この風がゲームを大きく左右すると思っていたので、前半、風下であればきちっと0点で抑えるというプラン。そのとおり選手たちは本当に頑張ってやってくれていました。後半の立ち上がり2、3本、点をとれるチャンスがあったので、さきほど言ったように1本中の1本を決める、決めないというところの差が、今日の試合は出たのかなという印象です。
いい流れの時にカウンターを受けてしまう部分が今日も出てしまっていました。
押し込んでいる時間帯にカウンターを受けないことや、1本中の1本をしっかりと決める。そのような当たり前のことをもう一度改善していきたいと思います。