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2種(高校生)

高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第8節 東北勢対決を制し、青森山田高校が首位キープ!

2023年05月29日
5月27日(土)、青森山田高校グラウンドで高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第8節が行われ、青森山田高校と尚志高校(福島県)が対戦した。
開幕からここまで5勝1敗1分と好調、2年ぶりの優勝を目指し首位を独走する青森山田。その背中を勝点2差で追う2位尚志。関東勢を中心に東日本の高体連・Jユースの強豪が居並ぶこのリーグで、東北の2校が熾烈な首位争いを繰り広げている。
青森山田は前節、川崎フロンターレU-18に先制され引き分けに終わった悔しい教訓を生かし、この試合では立ち上がりから果敢に尚志陣内に攻め込み主導権を握る。開始14分、MF8川原良介のゴールで先制すると、40分にはその川原のパスからMF14杉本英誉が追加点。両サイドハーフの得点で青森山田が2-0とリードして前半を終える。
後半も攻撃の手を緩めない青森山田は50分、ツートップの一角を務めるFW9津島巧がゴール前で倒されて得たPKを、主将のDF4山本虎が冷静に決めて3-0とさらにリードを広げる。75分に失点し、第3節以来の無失点こそ成らなかったものの、守備陣は尚志のシュートを後半の2本のみに抑え、3-1で試合終了。勝点3を追加した青森山田は首位をキープした。
試合を振り返り正木昌宣監督は、「前回のフロンターレ戦が、今年一番入り方が良くなかったかなというゲームだったので、もう一度前半の入りの部分と、やるべきことを徹底しようという話をして試合を進めていきました。最初5分間くらいずっと押し込めていたので、そこは相当優位に進めることができたかなという気はします」と話した。これまでは得点の多くを現在リーグ得点ランキングトップの米谷壮史の決定力と、セットプレーに頼るところが大きかっただけに、正木監督はこの試合で「サイドハーフが点を取れたのは大きい」と評価。多彩な得点パターンの確立は、これからさらに激しさを増す長いリーグを戦い抜くうえで大きな武器となるだろう。
ともに東北をリードする存在であり、長きにわたり切磋琢磨してきた尚志との首位攻防戦に、「東北のチャンピオンとしてのプライドがあったので、プレミアリーグの首位攻防戦というよりも『東北ダービー』であるということをかなり意識して、個人的にも熱が入っていた」という正木監督。
「尚志高校さんは本当に一人ひとりの能力が高くて、個人で勝負を決められる選手が何枚もいましたので、一対一で負けないとか、そういったところを特に意識してやっていました。相手のフォーメーションが変わってもそんなにやりづらさもなかったのは、良い準備ができたからかなと思います。
今日は本当に、選手たちはプライドを持って戦ってくれていました。5試合連続して失点しているので、そこが最後、いらないかなという気はしましたが、最後まで本当に相手の攻撃陣に粘り強く対応してくれたので、そこは良かったと思います」
プレミアリーグはここで一旦中断期間に入り、チームは6月2日からの県高校総体に戦いの場を移す。正木監督は「(現時点では)まだ高校総体モードには入っていませんが、明日からしっかりとその準備をしたい。高校総体もプレミア以上に難しさがあり、決して楽ではない戦いなので、もう一度締め直してしっかりとやりたいなと思います」と話し、県23連覇に向けて気持ちを新たにした。

先制点の場面を振り返り、「(津島)巧が上げてくれて、(米谷)壮史が相手についていて、自分はフリーで『スルー!』と言ったらスルーしてくれたので、あとはコースに流し込むだけでした。いいボールが来たので良かったです」と話したMF8川原良介。
「今日は立ち上がりから早めに点が取れて、自分たちの流れに持っていけました。前半で2点、サイドの選手が取れたことは、個人としてもチームとしてもすごく評価できると自分では思います。最近の試合では前半の入りが悪く、前回のフロンターレ戦でも前半0-1で折り返して、前半の入りが悪い試合はあまりよくないと正木さんも言っていたので、そこは自分たちで一番意識出来たことかなと思います」
追加点を挙げたMF14杉本英誉は、「いい感じで川原にボールがいって、いいボールが来たので決めるだけでした」と振り返った。
「入りから自分のストロングであるドリブルなどがうまくいかず、チームのためにもあまり走れてなかったところで川原選手とサイドを変えて、自分が点を取れて流れを変えることができたというのは良かったです」

チームはこのあと、23連覇がかかる県高校総体に臨む。
「プレミアと県予選は違うと思うので、しっかりやっていきたい。まずは県予選を勝ち抜くために、一試合一試合集中して勝っていきたいと思います」(川原)
「去年のインターハイは1回戦負けでした。自分たちの代で2年前のようにインターハイで優勝できるように頑張ります」(杉本)
クラスも寮の部屋も一緒。ピッチでもピッチ外でも抜群のコンビネーションを見せる両サイドハーフ。
2人のインタビューは6月25日発売の青森ゴールvol.82に掲載予定です。どうぞお楽しみに!
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