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現在発売中のVOL.45からチーム取材特集ページ『FC MISAWA』を掲載します!
2017年05月09日
現在発売中のVOL.45からチーム取材特集ページ『FC MISAWA』を掲載します!
三沢市初の小中一貫指導体制のクラブチームが誕生
「本気でサッカーができる環境を」 2015年に、三沢市初のジュニアユース年代のクラブチームとして発足した「FC MISAWA」。クラブの代表を務める羽立俊士さんの「三沢市で本気でサッカーができる環境を」という想いが、チーム立ち上げのきっかけだ。
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写真左からスタッフの田中諒、U-15 監督の羽立俊士、U-12 監督の立花賢一、スタッフの源波祐
三沢市内の中学生は、市内の中体連チームでプレーする者がほとんどだが、上を目指す選手は、小学校を卒業するタイミングで青森山田中学校や、八戸市のクラブチームを選択し、地元を飛び出してレベルアップを図る。さらに三沢市内でも少子化の影響があり、チームで子供たちの人数が減少し、活動が困難なチームが出始めていた。
そんな現状に際して、羽立さんは「ただ見ているのが嫌だったんです。どんな子供でも受け入れることができるチームをということですね。チームがなくなってしまった地域の子供はどうするのか。三沢市でも上を目指せる環境が作れるんじゃないのか」とその想いを語る。
「でもね、まだ実績も信頼もないので、本当に上手くなりたいという子供は来ていません。三沢でも本気でサッカーをやれる環境を作りたいんです。まだまだですけど。地道にやっていくしかないですね」
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「今年、Uー12発足」Uー15発足から2年が経った今年、Uー12も活動を開始した。
「もともとUー15だけにするつもりはなかったんです。小中一貫で指導をするという目標もあったので、Uー1
5立ち上げのタイミングでUー12の申請もしていました」と羽立さん。
そんな折、今年に入り、三沢市立おおぞら小学校の生徒で構成されていた、おおぞらFCの監督から「選手を受け入れてくれないか」と相談を受けた。「選手が少なく、単独チームでの活動が難しくなってきた」という。
羽立さんは「これを機にUー12も今年から活動していくことを決めました。おおぞらFCがなくなったら、今いる選手たちを受け入れられるチームは市内にないですから」と受け入れを決めた。そして元おおぞらFCの選手を中心に、他の数校から集まった選手たちを加えて、Uー12のスタートを切った。
Uー12の監督を務めるのは、元おおぞらFC監督の立花賢一さん。活動開始からまだ間もないが「雰囲気は少しずつ良くなっています。選手は色んなチームから来ていますが、壁がなくなってきて、〝 FC MISAWAの仲間 〞だという感覚が出てきたのかな」と笑顔で話す。「まずはその子の特徴や個性に合った教え方をすることを意識していきたいと思います。あとは小中一貫での指導をスムーズに進めることですね」と今後の目標を掲げる。
(続く)
*選手へのインタビューや取材時に撮影した写真を合わせて掲載した完全版は、
発売中の青森ゴールVOL.45に掲載しています。ぜひ誌面にてご確認ください。
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