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青森市でサッカー教室及びスポーツ指導者のためのシンポジウム開催。髙橋壱晟選手(ジェフユナイテッド市原・千葉)も参加!
2017年11月14日
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11月12日(日)、青森市のスポーツ医科学講座開催事業としてサッカー教室とシンポジウムが開催され、この春青森山田高校を卒業し、現在J2ジェフユナイテッド市原・千葉でプレーする髙橋壱晟選手もスペシャルゲストとして参加した。
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12時から青森山田高校グラウンドで行われたサッカー教室には、青森市内の小学生約70名が参加。青森山田高校サッカー部の黒田剛監督・コーチ陣の指導のもと、サッカー部3年生と髙橋壱晟選手が子供たちに手本を見せ、約2時間にわたり一緒にボールを追いかけた。
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サッカー教室の終わりに、髙橋選手は「僕は小さい頃からずっとプロになりたくて、必死にサッカーをやってきました。僕も青森市出身なので、みんなにもプロになるチャンスは絶対あると思っています。自分に今何が必要なのか、どうすればプロになれるかというのを考えたら、必ず一杯練習するはずだし、プロになれると思います。頑張ってください」と、子供たちを激励した。
その後16時30分からは青森国際ホテルを会場に、「スポーツ指導者のためのシンポジウム」が開催された。会場には老若男女問わず約300人が詰めかけ、熱心にメモを取りながら講師の話に聞き入っていた。
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第一部は、青森山田高校の黒田剛監督と教え子である髙橋壱晟選手が「指導と強化・育成を考える ~プロ選手をめざすためには~」と題して講話。髙橋選手がどのような取り組みをしてきた結果プロ選手になることができたのか、選手に対して指導者や親はどのように関わるべきかなどを語った。
第二部では「指導現場とメディカルの関わり ~指導現場で起こる怪我とリハビリの重要性~」と題し、講師としてアスレティックトレーナーの山本晃永氏と青森厚生病院整形外科部長の小松尚氏、黒田剛監督が登壇。スポーツ選手に起こる様々な怪我の症例についての具体的な解説、前十字靭帯断裂の重傷を負ってからリハビリを経て復帰に至った一例として青森山田高3年時の椎名伸志選手(現・カターレ富山)のリハビリの様子などが紹介された。
第三部では、読売ジャイアンツなどで活躍し現在は侍ジャパンU-12監督を務める仁志敏久氏が登壇。アスレティックトレーナーの山本氏、川島浩史氏と共に「育成年代における指導方法論」を語った。
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