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最新号『AOMORIGOAL vol.50』から『青森県ゆかりの選手たち』を紹介します!
2018年02月20日
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東京五輪世代、決意の移籍。そのニュースが流れたのは、2017年12月19日だった。
「神谷優太 J2愛媛へ移籍」。
青森山田高校から当時J1の湘南へ進み、プロ3年目を迎える20歳のボランチ。
U-20日本代表の主将としてタイ遠征に参加し、移籍発表の4日前には、
U-23ウズベキスタン相手に鮮やかな直接FKを沈めたばかりだ。
年代別日本代表の未来を背負う男が、
このタイミングでJ2クラブへの移籍を決めた覚悟や決意とは―。
「ここでダメならおしまい」
1月末、神谷は愛媛県松山市のグラウンドにいた。湘南で2017シーズンを終えた
後、12月のタイ遠征、1月中旬のAFCU―23選手権(中国)を経て、休む間もなく新天地である愛媛FCの練習に参加していた。新しいチームメイトともコミュニケーションを取り、練習中も時折笑みを見せながら「オフがないのはサッカー選手として嬉しいことですよ」と淡々と言ってのける。湘南や高校時代を過ごした青森から遠く離れた四国の街。
ここ愛媛に来たからにはそれなりの覚悟がある。「プロ3年目の今年は、本当に勝負の年。もうここでダメだったらおしまいというくらいの気持ちでやりたい」。
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神谷がそう口にする背景には、プロ2年間で味わった様々な経験がある。青森山田高校卒業後の2016年、当時J1の湘南でルーキーながら公式戦19試合に出場した。「1年目であれだけ試合に出て、スタメンでもずっと使ってくれた。代表にもコンスタントに呼ばれていたし…」と本人も充実したシーズンだったと回想する。
しかし、J2に降格した2017年は出場機会がめっきり減り、リーグ戦は7試合のみ。「1年目はあれだけ試合に出て、(そのままいけば)自分が天狗になってもおかしくなかった。でも、天狗になる前にチョウさん(曺貴裁監督)が自分を苦しめてくれた。1年目で試合に出ても潰れていく選手は多々いるし、そうさせないためにああいう(2年目の)シーズンを送らせたのかと自分の中で理解している」。
(続く)
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