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2月25日発売の最新号「AOMORI GOAL VOL.62」から全国の舞台に挑戦した、ラインメール青森FCジュニアユースの記事を少しだけ紹介!
2020年03月05日
JFA 第25回全日本U-15フットサル選手権大会
ラインメール青森FCジュニアユース
【結果以上に大きな収穫を掴んだ。その経験を新チームに生かす】 昨年11月に山形県で行われた「JFA全日本Uー15フットサル大会東北大会」を制して、クラブ史上初となる全国大会へ出場することになった、ラインメール青森FCジュニアユース。
初めての全国大会に向けて、マークの受け渡しやセットプレーの守り方など守備に重点を置いて特訓。パワー・スピードが勝る社会人チームとの練習試合を重ねるなどして対策を練り、今年1月に三重県で開催された晴れ舞台に参戦。1勝2敗と結果は振るわなかったが、戦績以上に健闘した。
初戦の相手は、FCツインズ愛知(愛知県/東海地域第2代表)。試合開始直後は初めての全国大会ということで緊張もあり、いつもの動きができていなかったが、先制されたことで逆に吹っ切れたチームは怒涛の反撃。失点直後に同点弾を奪うと、後半にも追加点を挙げて、全国での初試合を見事勝利で飾った。
続く2試合目の対マルバ茨城fc(茨城県代表/関東地域第2代表)では、0ー3で完敗。序盤に喫した失点に続き、ミスからオウンゴールを献上。悪い流れで前半を0ー2で折り返すと、後半に入っても反撃の糸口を見つけられず、さらに失点を重ねてしまい、悔しい敗戦となった。
こうして崖っぷちに追い込まれた上で迎えた3試合目は、結果的に今大会で準優勝となったスリーエスジュニアユース(北海道地域第1代表)と対戦。「追い込まれていた分アドレナリンが出て、良い試合ができました」とチームを率いた上間幸歩監督が振り返るように、強豪をあと一歩のところまで追い詰める接戦を演じた。
結果は2ー3の敗戦だったが、会場を沸かせる健闘を見せる。アクシデントでキャプテンの村上琳星がピッチから退いたものの、代わりに入った選手がその穴を埋めようと奮い立ち、キャプテンの不在を補って余りある存在感を発揮。これに呼応するかのように、ベンチメンバーを含めた全員で戦っているような一体感を感じる熱量の高さに、「とても熱い試合になって…。思わず感動してしまいました」と上間監督。チームの今大会でのベストバウトだった。
これら3試合を含めて上間監督に大会を振り返ってもらうと、様々な課題が見つかった時間になったという。
(続く)
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