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1種(社会人)

JFLラインメール青森、中断期間前最後のホーム戦は悔しい引き分け

2025年07月30日
7月27日(日)に行われたJFL第18節。3位ラインメール青森は5位のHonda FCとホームのカクヒログループアスレチックスタジアムで戦った。
開始10分、右サイドからスピードに乗って飛び出したFW29岡健太のクロスに中央でFW10ベッサが合わせてラインメールが先制に成功。
29分、この試合何度も切れ味鋭い突破を見せた岡の侵入を止めようと、相手選手がたまらずファウル。これにより得たPKをベッサが決めてリードを2点に広げる。
後半は相手に主導権を握られ、守勢に回ることが多くなったラインメール。77分に1点を返されると86分にはPKで同点に。
6分間の長いアディショナルタイムも終わりが見えた、ラストワンプレー。CKのチャンスを得てGK17廣末陸もゴール前に上がり、勝ち越しゴールを狙うが惜しくも枠を捉えることはできず。直後に終了を告げる笛が鳴り響き、スコアは2-2のまま勝点1を分け合う結果となった。

2点差を追いつかれての引き分け。試合後、悔しさを噛み締めながら挨拶に向かう選手たちに、サポーターからの「ラインメール!」コール、そして「下を向くな、これからだ!俺らがついてるから大丈夫だ!」という力強い声が降り注いだ。
天皇杯3回戦から3試合連続先発出場のFW5髙木輝之。前線で献身的にボールを追った。
髙木と同じくブランデュー弘前から今季加入し、天皇杯3回戦から3戦連続フル出場のMF6浅利航大はセットプレーのキッカーとしても活躍。
7月21日にJ3栃木SCからの育成型期限付き移籍で加入したFW19小堀空が早速メンバー入りし、61分から出場。
原崎政人監督は「今日そこまで長い出場時間ではない中でも、彼の持つスピードや高さ、迫力というのは見せたのではないかと思います。まだ来て1週間経つか経たないかくらいでしたが、(これから)フィットしてよりゴールに近いところで彼の良さが出てくれば」と話し、186㎝の長身FWに期待を寄せる。
原崎政人監督

―今日の試合を振り返って

 勝ちたかったですね。それが全てです。ここからはもちろん内容もそうですが、順位的にも上に行くためには勝ち続けるしかない。形的には追いつかれたという形になりましたけど、ホームで7月は4戦あったなかで1勝しかできなかった。ちょっと物足りないなという印象が強いです。ここから中断になりますが、中断明けのホームでは勝てるようにやっていきたいです。

―前半戦の総括と後半戦に懸ける思い

 選手に話したのは、今18試合終わった中で首位争いをできているというのは、やはりここまで彼らがやってきたことに対する成果なので、そこは自信を持って進んでもらいたいなということ。同時に、我々の目標である優勝というところには、この引き分けの多さというのはやはり少し物足りない部分かなというところがあります。勝点差が離れていないチームが7、8チームあるというなかで、本当の勝負はここから残りの12試合でどこが上に立つのかという、そこに尽きると思います。本当にここまで選手は必死によくやってくれています。1ヶ月中断があるなかで、まずは心身ともにしっかりリフレッシュして一回リセットして、足りない部分を後半戦残りの12試合にぶつけられるような準備をこの中断期間でやっていければと考えています。悪い順位ではないですが、もっと勝点を取れる試合はあったので、後半12試合勝ち切れるチームを作っていかなければいけないなと思います。

―ホーム戦での観客数増加について

 率直にやはりうれしいです。たくさんの人が見に来てくれるというのは選手にも届いていますし、毎試合このスタジアムに来てくれるサポーターに勝点3を届けたいという彼らの強い気持ちは僕にも伝わっています。今なかなか勝ち切れない試合が続いていますが、それでも我々に対する期待というものはうれしいですし、それは感じているので、結果という形で返せるように、選手と強いチームを作って喜べる瞬間を増やしたいなと思います。本当に感謝しています」


この試合で2ゴールを挙げ、FW13有田光希と並んでチームトップタイの計6得点を記録しているベッサ。
―今日の試合を振り返って

 今日の試合は暑さもあって厳しかった。相手もいいチームだったので苦労しました。自分が2ゴールを決めることができたのはうれしいです。引き分けで、負けなかったのは良かったですけど厳しかったです。

―今日の2得点について

 1点目に関しては普段練習している成果が出たということで、いつもああいう形で練習していたのでその結果入れることができて良かったです。
 2点目のPKは、(今まで)けっこう廣末選手が蹴ってきたんですけど、今回は話し合って彼が譲ってくれたことに感謝して、ゴールを決めることができました。

ー後半に向けてどんな活躍をしたいか

 後半戦に向けてもっともっとトレーニングして、自分でも攻守ともに、もっとたくさんゴールを決めてチームが必ずJリーグに行けるようにしたいので、この1か月間、試合がないなかで、いい準備をしていきたいです。

―多くの観客の前でプレーして、力をもらっている部分は

 自分たちの背中を押してくれて、すごくいい刺激になっています。それがあるからこそ自分たちはもっと頑張らなくてはいけないし、もっといい試合をしなくてはいけない。勝たなければいけないと、強く感じています。応援してくれる人がいるというのはすごく自分たちの力になります。
入場者数2,070人を記録したこの試合。今季ここまでの平均は1,870人と、J3昇格のため求められる平均2,000人には届いていないが、残るホームゲーム6試合でこれを何としても達成させたいところ。
引き分けの多さが響き、順位も3位で足踏み状態が続く。8月31日のアウェイFCマルヤス岡崎戦から再開するリーグ後半戦で、今季前半の勢いを取り戻せるか。ラインメール青森は悲願のJ3昇格へ、成績と観客動員の両面で結果を追い求め続けていく。
8月25日発売の次号、AOMORI GOAL VOL.95ではMF22朴勇志選手のインタビューを掲載予定です。
今季前半戦の振り返り、後半戦への意気込みなどをお聞きしました。どうぞお楽しみに!

また、現在好評発売中のAOMORI GOAL VOL.94では、DF44藤本裕也選手のインタビューを掲載。
今季開幕からの振り返り、好調の理由や昨季との違い、2年目となる青森での生活など、たっぷり語っていただきました。ぜひご覧ください!

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