七戸高校砂子田サッカー場にて行われた２回戦 第２試合、三本木と八戸西の対戦。

前半、ボールホルダーに対する素早い寄せからボールを奪う八戸西がペースを握ると、MF⑦今泉天斗、MF⑩佐々木陽大が果敢にミドルレンジからゴールを狙う。

対する三本木はFW⑩杉澤尚帆の相手ディフェンスラインの背後を狙う動きから攻撃を仕掛けるも決定機は作れず、スコアレスで前半を折り返す。

０－０で迎えた後半６分、三本木は左サイドから攻撃を仕掛けると最後はゴール前につめていたDF⑤堀内豪人が押し込み、三本木が先制する。

先制点を許した八戸西は後半９分、相手陣地深くのスローインをFW⑪上野亮河が受けると左サイドをドリブルで突破。そのままシュートを決め同点に追いつく。
後半23分にはMF⑨川口智大が右サイドからセンターリングをあげると、ボールは相手GKの頭上を越えゴールネットを揺らした。

逆転を許した三本木は後半終了間際の34分にCKを獲得すると、FW⑪成田龍生が巻いて蹴ったボールはそのままゴールに吸い込まれ、同点に追いつく。

延長戦でも決着がつかず、八戸西の先攻で始まったPK戦では４人目まで両者全員が成功。八戸西の５人目が外すと、三本木の５人目、DF③納谷葵也が落ち着いて決め５－４で三本木が勝利。
八戸学院光星との準々決勝に駒を進めた。

.


勝利した三本木のキャプテン⑩杉澤尚帆は「難しいゲームでしたが、気持ちで負けなかったので勝利に繋がったと思います。点数を取った後に失点を許すことが多いので、点数を取った後の気持ちの緩みを全体で共有して締めなきゃいけないと思います」と試合を振り返り、準々決勝の八戸学院光星戦に向けて「自分たちがやらなきゃいけないこと、できることをしっかり考えて、自分たちらしいサッカーができれば」と意気込みを語った。

敗れた八戸西のキャプテン⑧松林武聖は「失点して、追いついて、逆転して、追いつかれてと心身ともに苦しいゲームでした。後半は運動量が落ちて、前半できていたことができず、こういう試合展開にしてしまったと思います」と試合を振り返った。
来年に向けては「こういうゲームでも終始、走り切れるチームにしていきたいです。冬場でもできることをしっかりやって、足腰を鍛えて来年の高校総体に繋げたいです」と高校総体を見据え、冬場でのフィジカルアップを図る。



関連記事

■第54回 青森県高校サッカー新人県大会〈男子２回戦 ピックアップゲーム 弘前実業vs五所川原工業〉
https://aomori-goal.com/category/?sc=171104_183259&ct=0003

■第54回 青森県高校サッカー新人県大会 〈男子 ２回戦結果〉
https://aomori-goal.com/category/?sc=171104_161927&ct=0003

■第54回 青森県高校サッカー新人県大会 〈男子１回戦 ピックアップゲーム 八戸学院光星vs弘前南〉
https://aomori-goal.com/category/?sc=171103_200333&ct=0003

■第54回 青森県高校サッカー新人県大会 〈男子１回戦結果〉
https://aomori-goal.com/category/?sc=171103_172307&ct=0003



最新号の青森ゴールVOL.48（紙媒体／デジタルマガジン）の内容はこちらからご覧になれます。
https://aomori-goal.com/nowonsale/

青森ゴールは青森県内の書店、スポーツ店、ユニバース全店で購入できます。
県外にお住まいの方やバックナンバーをお求めの方は、青森ゴールＨＰから購入できますのでぜひご覧ください。
→http://www.aomori-goal.com/buy/

デジタルマガジンはこちらからご購入することができます。
クレジット決済もございます。
富士山マガジンサービス
http://www.fujisan.co.jp/product/1281691519/