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大学サッカー通信

第50回 大学サッカー通信 ~武部洸佑(ヴァンラーレ八戸FC U-18→仙台大学 4年)~

2021年11月20日
第50回 武部洸佑(ヴァンラーレ八戸FC U-18→仙台大学 4年)





たけべこうすけ
青森県八戸市出身。小学1年生から高校3年生までヴァンラーレ八戸一筋、12年。その後、仙台大学に進学し、2年生でトップチームに登録され試合に出場。本職である左サイドハーフをはじめ、右サイドハーフ、フォワード、両サイドバックをこなし、チームになくてはならない存在に。そして今年10月8日にヴァンラーレ八戸FCの加入内定が発表された。

取材日:2021年11月20日
第46回東北地区大学サッカーリーグ 1部 第13節
仙台大学 vs 八戸学院大学


11月20日、八戸学院大学グラウンドで「第46回東北地区大学サッカーリーグ1部第13節、仙台大学vs八戸学院大学」の試合が行われた。来季、ヴァンラーレ八戸FC(J3)に加入予定の武部洸佑も仙台大学の一員として参加。地元・八戸市出身で大学生として八戸で行う最後の試合、武部は4−2と2点リードした後半41分に途中出場。短い時間ながらシュートを放った。
試合後、やり切った表情の武部に、ヴァンラーレ八戸に対する思い、大学生活、これまでのサッカー人生について話を聞いた。





―ヴァンラーレ一筋12年。一番成長したと感じる部分は?
ヴァンラーレでは、サッカーのことはもちろんですが、人間性の部分で成長させてもらいました。それらを特に教えてもらい大事にしていたので、大学に行ってからもサッカー以外の面で、トレーニングの片付けや準備というのは、学年が上でも率先してやるようになりました。


―様々な選択肢がある中で、立ち上がったばかりのヴァンラーレ八戸のユースを選んだ理由は?
一番はプロになる可能性が高いからです。高校に行くよりかユースに行った方が、クラブとの距離も近いですし、可能性としてもプロになれる確率が高いと思ったからです。あとはチーム愛です!


―これまで様々なポジションをこなしてきたと思います。得意なポジションは?
U-10からU-18まではサイドハーフが中心でした。しかし、大学で幅が増えました。センターフォワードやサイドバックもやりました。一番自信を持ってやれるのは、左サイドハーフです。でも、与えられたポジションはしっかりやるつもりです。






―仙台大学に進学し、一番成長した部分は?
高校の時からスピードには自信がありました。仙台大学は体育会系の大学なので、トレーニングルーム施設が充実しているので、スピードに負けないぐらい、守備やフィジカルの部分を強化してきました。サッカー以外のフィジカルトレーニングの部分は、高校までほとんどやってこなかったので、ここに来てから取り組むようになりました。そこは成長した部分です。


―大学だと自己管理、練習についてもある程度束縛はないと思います。
大学でも練習以外について言われることはありますが、それはチームの方針で、それ以外のプラスアルファで、自分の個性を出していく。それが大事だと思います。練習以外でも体を鍛えたり、食事の面だったり、仙台大学には寮がないので、学校以外の時間が結構あります。その時間をどう使うのか。自主トレをしたり、食事に気をつけ、生活リズムを崩さないようにすることが大事だと思います。自分は空いている時間はグラウンドに行ってボールを蹴っていましたね。






―大学生活で大変だったことは?
授業です!(笑)。勉強があまり得意ではないので。1年生の時にサッカーだけになってしまい、勉強を疎かにしてしまったので…。徐々に勉強もするようになりましたけど、両立が大変でした。


―では、後輩たちにアドバイスするなら?
勉強はしっかりやること(笑)。あとは、高校生と違って自由な時間が多いので、それをいかに「自分がサッカー選手になるためには、今何が必要なのか」ということを考えて取り組んでいくことが大事です。


―大学生活で印象に残っていることは?
そんなに連続で試合に出場していた感じではないのであれですけど、一番印象に残っているのは、川崎フロンターレとトレーニングマッチしたことです。試合自体は、非公式で結果だけの発表でした。連覇する前のシーズンに、フルメンバーのフロンターレと試合をして、その時に後半から出場して、自分が勝ち越しゴールを挙げて、3−2で勝ったことは自分の中で一番嬉しかったし、自信にもなりました。






―ヴァンラーレ八戸への加入が決まった時の最初の気持ちは?
素直に、本当にすっっごく嬉しかったです(笑)。ヴァンラーレ以外でサッカーをする自分が考えられなかった。ここでしかやりたくないとも思っていたので。


―ヴァンラーレ八戸を外から見た印象と、中から見た印象に変化はありますか?
レベルが相当高い。もちろん、Jですし、プロなのでレベルは高いと思っていましたが、練習参加して、強度やスピード感が全然大学サッカーとは違うので、そこは感じる部分が大きかったです。


―ヴァンラーレ八戸で憧れている選手は?
新井山祥智選手です。自分がサッカーを始めた小学1年生の時から在籍していて、東北社会人2部リーグの時から見てきた選手なので、憧れというか、レベルが違う存在というか、レジェンドとしか言いようがないです(笑)。
練習参加の時に「プレッシャーもあると思うけど、その分期待も大きいと思う。八戸出身ということも含めて。だから自分次第で頑張って」と言われました。自分次第というのはしっくりきたし、結構言われました。


―改めて、プロ1年目の目標は?
まずは試合に出ることが一番です。そして、ゴール。目に見える結果で恩返しすることが目標です。


―ヴァンラーレ八戸のサポーターはもちろん、応援してくれるファン・サポーターにメッセージをお願いします。
来シーズンから加入します武部洸佑です。アカデミー出身、八戸市出身として、チームの力になれるように頑張ります!応援宜しくお願いします!






取材終わりに、「どうでした? 大丈夫でした? 答えられていました?」と不安で心配性な一面が垣間見えた武部。最後に「ありがとうございました」と丁寧に頭を下げてお礼をしっかりする姿に、彼の人間性が伝わってきた。
「ミスターヴァンラーレ・新井山祥智」の背中を見て過ごし、一緒にプレーすることを目標、夢にしてここまでサッカー人生を歩んできた武部。

「ヴァンラーレ以外でサッカーをする自分が考えられなかった。ここでしかやりたくない」

この言葉の重みを理解し、次なる「ミスターヴァンラーレ」を目指して、武部の挑戦は始まったばかりだ。



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