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昨日発売の最新号『AOMORIGOAL vol.49』から、髙橋壱晟選手がスペシャルゲストとして参加した『青森山田高校サッカー教室 & スポーツ指導者のためのシンポジウム』を紹介します!
2017年12月26日
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青森山田高校サッカー教室 11月12日(日)、青森山田高校のグラウンドを会場に、青森市内の小学4〜6年生を対象としたサッカー教室が開催された。この春青森山田高校を卒業し、現在J2ジェフユナイテッド市原・千葉でプレーする髙橋壱晟選手もスペシャルゲストとして参加。青森山田高校サッカー部の黒田剛監督・コーチ陣の指導のもと、サッカー部3年生と髙橋選手が参加した約70人の子供たちに手本を見せ、2時間にわたり一緒にボールを追いかけた。
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サッカー教室の最後にはエキシビションマッチが行われた。
女の子も負けない!
「何らかの形で、青森でこのようなことをやりたいと思っていました。一緒にやることでサッカーの楽しさを子供たちにも知ってもらえたと思いますし、僕を目指してくれる人がいればすごく嬉しいことだと思います」と、今回のサッカー教室を振り返った髙橋選手。「子供たちから、純粋にサッカーを楽しんでいる気持ちが伝わってきました。それはプロになった今でも持ち続けるべきことだと思いますし、こういう気持ちを忘れないでやっていきたいです」。
J2リーグも終盤戦となりチームが連勝中で勢いに乗るなか、毎試合ベンチ入りはするものの先発出場からは遠ざかっているという厳しい現状がある。しかし髙橋選手はこの状況をも前向きに受け止めている。
(続く)
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エキシビションマッチ出場選手には、髙橋選手からサイン入りのジェフ千葉グッズが手渡された。
スポーツ指導者のためのシンポジウム.
今回の講師陣。左から、アスレティックトレーナーの川島浩史氏・山本晃永氏、読売ジャイアンツなどで活躍し現在は侍ジャパンU-12監督を務める仁志敏久氏、青森山田高校サッカー部黒田剛監督、髙橋壱晟選手、青森厚生病院整形外科部長の小松尚氏。
シンポジウム第一部では、黒田剛監督と教え子である髙橋壱晟選手が「指導と強化・育成を考える 〜プロ選手をめざすためには」と題して講話。髙橋選手がどのような取り組みをしてきた結果プロ選手になることができたのか、選手に対して指導者や親はどのように関わるべきかなどを語った。
第二部では「指導現場とメディカルの関わり〜指導現場で起こる怪我とリハビリの重要性」、第三部では「育成年代における指導方法論」と題して講演が行われた。ここでは、第一部の内容を抜粋して紹介する。
青森山田時代の髙橋選手黒田一言で言えば練習の虫でした。朝5時台からグラウンドに出てきて夜遅くまでボールを蹴っている。サッカーボールを触っていないと落ち着かないんでしょうね。それでいながら学校の成績は優秀で、本当に文武両道を確立させた優秀な生徒でした。
髙橋そんなに褒められたことは高校の時はなかったので、恥ずかしいです(笑)。高校の時は、朝起きるのは4時で、5時前にはグラウンドに着いて練習を始めていました。僕はセンスがある選手ではないと思っているので、とにかく練習することで自分を強くしてやろうと思いました。練習量ももちろんですが、僕は小さい頃からずっとプロサッカー選手になりたいと言い続けてきたので、なりたいという思いを行動に変えることが練習するということだったんだと思います。
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