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8月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.53」から、第69回 青森県中学校体育大会 夏季大会で優勝した【青森山田中学校】の記事を紹介!
2018年09月13日
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優勝 青森山田中学校
4試合で72得点。圧倒的な強さで8連覇を達成 全国中学校サッカー大会を4連覇中の青森山田中学校は、1回戦からその実力を見せつけた。1回戦から決勝までの4試合で72得点。全ての試合で二桁得点を挙げ、圧倒的な強さで県大会8連覇を達成した。
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しかし、大会を終えた選手たちに笑顔はなかった。決勝戦で喫した1失点がその理由だ。弘前第二中学校のフリーキックからヘディングシュートを決められたシーンについて上田大貴監督は、「この1失点が大会の全て」と語る。
詳しく聞くと、「全員が決まらないだろうと油断していたと思います。普段ならはね返せるボールだったのに。失点時はマークも曖昧で、DFラインをどこに合わせるかも決めていなかったようでした。そしてゴールから近い位置でファウルをしてしまう拙さ。過去のチームは相手が格上格下に関係なく、死に物狂いで、こんなところで絶対やらせないという気持ちがありました。でも、今のチームはまだまだ甘さが見えます」と言い、攻撃に関しては、「個人の力でマークをはがす場面もありましたし、パスでも臨機応変に相手の裏を狙うなど、色々な形で点は取れたと思います。しかし、もう一つ上のレベルを相手にするならもっと質を上げていかないとダメです。昨年のチームでも全国大会の5試合のうち、1点差の試合が3試合ありました。そういう試合は実力や技術ではなくて気持ちの部分が大事になります。そういう部分がまだまだ、簡単にはいかないですね」と現チームを評し、全国大会に向けての課題を挙げた。
(続く)
選手のインタビューも掲載!!