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12月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.67」からJFA第44回全日本U-12サッカー選手権大会 青森県大会で優勝を果たしたリベロ津軽SCの記事を少しだけ紹介!
2021年01月07日
JFA第44回全日本U-12サッカー選手権大会 青森県大会
優勝 リベロ津軽SC
支えられてきたことを自覚した選手たち
想い、気持ち、絆の強さで戦い大会4連覇を達成
チーム力の底上げを図り、全国ベスト8を目指す
10月18日、準々決勝を勝利し、準決勝へ進出したリベロ津軽に衝撃が走った。リベロ津軽が本拠地を置く弘前市に新型コロナウイルスのクラスターが発生し、弘前市は関係各所へ約2週間の活動自粛を求めた。これを受け、24日に予定していた弘前市運動公園球技場での準決勝と決勝が開催不可となり延期。試合自体は11 月3日に行われることになったのだが、リベロ津軽は自粛明けから一度も練習することなく、準決勝と決勝を戦わなければいけない状況に追い込まれた。しかし、その中でもしっかりと結果を出し、4連覇を果たしたリベロ津軽。延期後の対戦に挑んだ時の心境を、チームを指揮する住谷学監督はこう振り返る。
「大会当日は約半月ぶりの活動だったので、誰の調子が良いのか、どのシステムを組むのがベストなのか全く分からない状況でした。これまでスタメンで出場していた選手たちを中心に戦いましたが、その選手たちの調子が悪くても、次に誰を使えばいいのかも分からない状態で。だからボールも足につかないしパスも繋がらない。ただ前にボールを蹴って走って頑張るような試合展開でした。本当に準決勝、決勝と苦しかったです」
準決勝、決勝と満身創痍の戦いだった。その中でも気持ちを切らさず、集中して戦い続けられた理由は、4連覇が懸かっていることもあっただろうが、住谷監督を含めどの選手も「2週間活動できてないから負けたという言い訳をしたくない」と話していた点にもあるだろう。
(続く)
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