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2種(高校生)

第54回青森県高等学校サッカー新人県大会 決勝戦 〈青森山田vs八戸学院野辺地西〉

2017年11月06日
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 11月6日、十和田市高森山総合運動公園球技場で「第54回青森県高等学校サッカー新人県大会」の決勝戦、青森山田vs八戸学院野辺地西の試合が行われた。

 全国高校サッカー選手権大会、青森県大会と同じ対戦になり、18連覇を狙う青森山田に野辺地西が挑む決勝戦となった。会場となった高森山は風が強かったが、約600人の観衆が集まり、注目の高さが伺えた。

 野辺地西のキックオフで始まった決勝戦。試合は青森山田がボールを支配し、左右にボールを散らして野辺地西のDF陣に揺さぶりをかける。対する野辺地西は、前線からハイプレスをかけてDFラインを高く保つ。それでいてしっかりと守備でブロックを作り、ショートカウンターを仕掛ける。
 試合が動いたのは前半18分。MF⑩檀崎竜孔が起点となり左サイドを突破すると、DF③豊島基矢がクロスを上げる。このクロスに反応したFW⑱佐々木銀士がアクロバティックなシュートで先制点を挙げる。


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 その1分後には、FW⑨小松慧のグラウンダーのクロスに③豊島が合わせて2-0。立て続けに得点を奪った青森山田がこのまま波に乗るかに思われた。しかし、その後は青森山田らしさが影を潜めた。王者らしくないミスが多く、オフサイドに何度もつかまり、コンビネーション不足が露呈する形に。野辺地西は守備に追われる時間が長かったが、球際を厳しくいき、必死にしのいで前半は2-0で終了した。

 後半に入っても青森山田がボールを持つ時間が長かったが、野辺地西が前線からプレスを掛けて青森山田のミスを誘い、ボールを奪う形が増えてくる。そして、FW⑪西野巧真、FW⑩本間倭、MF⑦沼倉幸哉が惜しいシュートを放つなど、決定機も作り出すが、得点を奪うまではいかず、時間だけが過ぎて行った。

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 そして試合終了間際に、青森山田にPKを与えてしまい、失点。3-0となったところで試合が終わり、青森山田が18連覇を決めた。

 この結果、青森山田高校と八戸学院野辺地西高校は、来年に行われる東北大会への出場を決めた。






試合後コメント

青森山田高校

正木 昌宣コーチ
(新人チームを指揮)

 今回のテーマである、[相手のカウンターを受けないこと][守備のボールの奪い方]など、前半はまずまず上手く機能していたと思いますが、1試合を通してみると自分たちのミスでカウンターを受けたり、自滅したりした部分があるので、得点が奪えないことより、こっちの方が問題だと感じました。
 攻撃に関しては、選手権が終わってから期間が短かったので、コンビネーションの部分は、多少我慢して戦わせようかなと思っていましたが、守備に関して、そのコンセプトという部分がやり切れなかったです。今大会は70分の試合時間でしたが、それでも集中力を切らしていたので、「来年のプレミアを見据えた時に、これでは厳しいよ」ということは選手に伝えました。
 あとは、圧倒的に止めて蹴るのスキルが低すぎる。ピッチが悪いのは関係なく、本当に上手い選手はこれでも関係なくやるので、言い訳にならない。個人のスキルが全くついてないことが課題になってきます。東北新人大会までにその部分を高めることが重要だと思います。




No.10 MF
檀崎 竜孔 キャプテン
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 前半は良い入り方ができて、背後への走りや、守備は集中力を高く持って臨めたと思います。前線は自分たちの課題でもある決定力が悪く、もっと得点を奪えることができたと思います。
 後半は入りが良くなくて、雰囲気も良くなくて、変えようとしていましたが、自分たちの力不足で変えることもできなく、相手にも隙をつかれてしまいました。
 このまま来年にいくと、高総体や選手権で自分たちの代になった時に、痛いところを突かれる気がしますので、しっかり修正していきたいです。









八戸学院野辺地西高校

三上 晃 監督
 守備をベースに開始から10分は失点しないというプランでした。その10分を耐えた後に集中が切れる部分があり先制点を許し、その直後に追加点奪われたので、そこは修正しなきゃいけないですし、もっと差を縮められるようにしたいです。
 攻撃に関しては少ないながらも決定的なチャンスがあったので、そこを決め切れれば、また展開が変わったと思います。





No.5 DF
舘 睦人キャプテン
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 青森山田が相手でもひくことは考えず、ボールを奪ってから少しでも攻撃に繋げたかったので、フォーメーションを4-4-2、3枚のブロックを形成しながら守備から入りました。その中で相手のシステムもあったと思いますが、6バックのような形になる場面もありながらもラインを統一してオフサイドは取れていたと思います。
 前後半通じて、前線からプレスをかけることもプランの1つでしたが、相手のミスもあり後半のほうがボールを奪う回数が増えて、自分たちの攻撃の時間も作れました。
 ただ、走力や闘うという部分は圧倒的に違うので、そのベースの部分を青森山田に近づけていきたいです。まずは、そこからだと思います。







*取材時のインタビューや、撮影した写真を合わせて掲載した完全版は、
12月25日発売の青森ゴールVOL.49に掲載します。ぜひ誌面にてご確認ください。
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