４月１４日（土）、十和田市高森山総合運動公園多目的グラウンドを会場に「高円宮杯U-18サッカーリーグ青森県リーグ1部」の第１節が行われた。

昨季のリーグ戦を青森山田３ｒｄ、八戸学院光星に続き３位で終えた八戸学院野辺地西。対する三本木農業は昨季、１、２年生主体のチーム作りを進めながらリーグ戦は６位。そのメンバーが今季も主力となる。

４－４－２のシステムで臨む両者。立ち上がりから素早いプレスと球際の攻防を見せ、攻守が激しく入れ替わる展開となる中、前半１１分に野辺地西がゴール正面でフリーキックのチャンスを得る。
これをＭＦ沼倉幸哉が直接決め、野辺地西が先制に成功する。
その後もＣＫのチャンスを得ると、沼倉の正確なキックから三本木農業ゴールを脅かすも、追加点を奪えず、１－０で前半を折り返す。

後半、反撃に出る三本木農業は後半１８分に決定機を迎える。ミドルレンジからＭＦ小栗駆がシュートを放つと、これがポストに直撃。跳ね返りをＭＦ加賀沢弘也が右足で狙うも枠を捉えることはできない。
その後もお互いチャンスを作りながらも決定力を欠き、時間は経過。
このままタイプアップかと思われた後半ロスタイム、野辺地西は左サイドのＭＦ鈴木洸斗がゴール前にセンタリングを上げると、これをＭＦ工藤拓人が頭で合わせ追加点。
２－０で野辺地西が勝利し、勝点３を獲得した。



試合後の監督コメント


八戸学院野辺地西高校　監督 三上 晃
落ち着くことなく、常にバタバタした状態でゲームが終始したなと。相手のプレッシャーもあった中で、自分たちで意図を持って攻撃することが出来なかったですし、守備に関しても、守備をしながらも落ち着く時間がなかった。攻守ともに落ち着かないで終わった印象です。
前半だけでコーナーキックが７本あった中で、そのチャンスをゴールに繋げられない。ＧＫと１対１のチャンスも決められない。決めていればもっと楽にゲームを運べたと思いますし、そこは反省点です。


三本木農業高校　監督　北上 守
試合の入りは、プレッシャーも速かったですし、相手の攻撃を跳ね返すという部分ではよかったと思います。ただ、徐々に自分たちが下がったのもあり失点に繋がったと思いますし、先制されてからも押し込まれる場面が増えました。
後半は高い位置での守備を頑張ってくれて、相手の陣内でプレーする時間が増えたところまではよかったですが、そこから点数を取るとなると、もっと精度を上げないといけないですね。フィニッシュの精度もそうですし、その前の個の部分での連携も。そこは徐々に高めていきたいです。




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