2種(高校生)
八戸学院野辺地西、高校総体県予選へ向け「打倒・青森山田」を唱えつつも、まずは目の前の試合に集中
2018年05月19日
5月19日(土)、県内の2会場を使用し「高円宮杯U-18サッカーリーグ青森県リーグ」の前期最終節となる第7節が行われた。
第6節終了時点で1部リーグ2位につける八戸学院野辺地西は、6位の三沢商業と対戦。
前半12分にFW西野巧真のゴールで先制に成功すると、同40分にMF沼倉幸哉のゴールで追加点を奪い、2点をリードして後半に折り返す。
後半10分にはMF鈴木洸斗が3点目、同29分にMF佐々木大羅、35分にDF黒滝創心がゴール。5-0の大勝を飾り、勝点を18に伸ばした。
この日予定されていた首位、青森山田3rdと3位の八戸学院光星の試合が延期となったため、青森山田3rdに勝点で並ぶも、得失点差で下回り2位は変わらず。
リーグは一時中断期間に入り、来週5月26日(土)から開幕する高校総体県予選に臨む。
八戸学院野辺地西 三上晃監督は、三沢商業戦を振り返り「5-0で勝ちはしましたが、ミスが多かったです。ピッチがスリッピーなゲームほど技術の部分が出る中で、コントロールやパスのズレが多く、粗末なプレーが続いたままゲームが展開されました。決めるところで決めていれば、もっと点数も入っていたと思いますし、そのへんはチームとしてまだまだ甘い部分です」と大勝しながらも技術的なミスや決定力の低さから自分たちのリズムで試合を運べなかった部分を反省点として挙げた。
前期のリーグ戦7試合を終えて、得点26、失点4という数字については「失点は、青森山田3rdの3点と東奥義塾の1点。ここまで守備に重点を置きながらチームを作ってきた中でのこの数字は、トレーニングでやってきたことがゲームで出せていると思います」とまずまずの評価。
「これから攻撃の精度を上げていきたいですね」と続ける。
高校総体県予選に向けては「強いチームではないので、一戦一戦。昨年は高校総体、選手権、新人戦と決勝で青森山田に敗れているので、まずは、そこまでしっかり勝つこと。選手もそうですし、チームとしても青森山田にリベンジというところは目標にしているので、その場に立てた時には、思い切ってやりたいというところですね」。