2種(高校生)
高円宮杯U-18プリンスリーグ東北 青森山田高校セカンド、連覇達成!
2023年10月08日
10月7日(土)、青森山田高校セカンドは高円宮杯U-18プリンスリーグ東北最終節をホームで迎えた。
対するは、ベガルタ仙台ユース。すでに青森山田セカンドの優勝、2位仙台ユースのプレーオフ進出が確定しているが、最終節を勝利で終えて次につなげたい両者の思いがぶつかりあう一戦となった。
56分、MF6山口元幹のコーナーキックにDF3伊藤柊が頭で合わせ、青森山田セカンドに待望の先制点が生まれる。これが決勝点となり、1-0で青森山田セカンドが勝利。
16勝2敗、2位仙台ユースに勝点8の大差をつけて引き離し、青森山田セカンドは堂々たる成績で初の連覇を成し遂げた。
大会MVPを受賞したのはMF10池田勇気。
「シーズンを通して勝ちにこだわってチームで戦っていました。そのうえで自分が一番試合に出ていたというだけなので、MVPはうれしいですが、ついてきたものととらえて、これからにつながる賞にしたいなと思います」と受賞の喜びを語った。
苦しみながらも虎の子の1点を守り勝ち切った最終節。
「ベガルタ仙台さんは一人ひとりスキルが高く、強度という部分でも高かったので、押し込まれて苦しい時間も多かったです。それでも、チームとして明るい声かけをして、ポジティブにゲームをとらえられるようにやっていて、試合中はいい声が飛び交っていました。それが(失点)0でいけて勝てた要因かなと思います」
キャプテンを務めたMF15柿谷敦月は「優勝は決まっていましたが、(セカンドを指揮した)中村コーチからも(トップチームの)正木監督からもずっと、『最終節で勝って終わるのと、負けて終わるのでは全然違う』と言われていたので、勝って終われてすごく良かったと思います」と振り返った。
キャプテンマークの裏には「全国制覇頼むぞキャプテン!!」の文字。聞くと、このキャプテンマークは藤原優大選手(現・FC町田ゼルビア)の代からのものだという。
全国の頂点を目指す熱い思いと伝統は、後輩たちの腕に、そして心にしっかりと受け継がれている。
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次号「AOMORI GOAL VOL.84」では、高円宮杯U-18特集を掲載!
熱戦続くプレミアリーグEAST、そしてプリンスリーグ東北と青森県リーグの結果を詳しく掲載予定です。どうぞお楽しみに!
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