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12月25日発売の最新号「AOMORI GOAL VOL.55」から第97回全国高等学校サッカー選手権 青森県大会3位の『東奥義塾高校』の記事を紹介!
2019年01月07日
東奥義塾高校
2回のリードも守れず、逆転負け。
しかし、9年ぶりにベスト4進出を果たす
9年ぶりにベスト4へ進出した東奥義塾高校(以下、東奥義塾)と、ベスト4常連の八戸学院野辺地西高校(野辺地西)がぶつかった準決勝は、試合開始から膠着した流れ。観衆が固い試合を予想し始めていた中、唐突に先制点が生まれた。
前半9分、高い位置でのボール奪取からパスを受けた東奥義塾FW⑪増田隼人が即座に送ったスルーパスに反応し、ディフェンスラインを突破したFW⑩田谷和宏がGKをかわしてシュート。あっという間にゴールを奪う。
試合後、東奥義塾の田谷訓史監督が自嘲気味に「うちの得点パターンはアレしかないから」と語ったが、特筆に値する2トップの関係性と切れ味。「1年前からずっと2トップを組んでて、もう話さなくても分かっていたので、あの先制点はいつも通りのプレーです」と⑩田谷が振り返ったように、まさに阿吽の呼吸が生んだ見事なゴールだった。
しかし、地力で勝る野辺地西を相手にその後は防戦一方な東奥義塾。アディショナルタイムにFKから失点を許して1ー1で後半へ。だが後半、またもや試合を動かしたのは東奥義塾の2トップだった。
(続く)
誌面では、残りのテキストを掲載しています。また、参加した全51チームをキャプテンのコメントと共に紹介しています!ぜひご覧ください!