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12月25日発売の最新号「AOMORI GOAL VOL.55」からカターレ富山の差波優人、椎名伸志の記事を紹介!
2019年01月24日
写真左が差波優人、右が椎名伸志富山で再会。成長への誓い青森でサッカーに青春を捧げ、後にプロ入りした椎名伸志と差波優人。
それぞれ多くを経験し、今年、カターレ富山で再会を果たした。共に中盤を主戦場とする2人は、時に肩を並べてチームを支える。
そんな2人に、今とこれからのサッカー人生について聞いた。
かつて青森山田高校でキャプテンを任された椎名伸志と差波優人が、富山の地で再会することとなった。
差波より2つ年上の椎名は、今季から副キャプテンを任されており、チームの中心選手として中盤に君臨。プライベートでは昨年7月に入籍。今年の3月には第1子を授かるなど、在籍4年目を迎え、ピッチの内外で充実の時を過ごしている。
そんな先輩に対して差波は、「椎名さんとは前から連絡を取り合っていました。一緒にプレーしたいと思っていたので、それがこういう形で叶って良かったです。毎日一緒にいますね。楽しい時間を過ごさせてもらっています」と話す。
ベガルタ仙台から来た差波にとって、濃厚な高校時代を共に過ごした、気心の知れた先輩がいるのは頼もしい限りだろう。今季加入ながら、すでに中盤主力の一翼を担っているのは、差波自身の実力はもちろん、椎名の存在も一役買っていると考えられる。
時にダブルボランチとして、肩を並べる姿も見られた椎名と差波。意外なことに、高校時代は絡むことはあったが、柴崎岳という絶対的存在が2年生にいたため、ダブルボランチとしてタッグを組むことがほとんどなかったという。高校以来、初めて共にするピッチでのお互いのプレー感覚について2人に聞くと、やはりやりやすさを感じているようだった。
「彼は、自分のプレーを理解してくれていますからね、意思疎通もスムーズでやりやすいです。ただ、周りに気を使いすぎるというか、周りのことを考えすぎて、自分のプレーを見失うようなことが多々ありますね(笑)。そういった未熟さはまだまだ感じることが多いかな。そんな印象があります。そこら辺はまだまだ子供だなって感じますけど、そこが変わればもっと良いプレーヤーになると思います」(椎名)
「高校を卒業して、こうして舞台が変わっても一緒にプレーできるのは滅多にないことだと思います。ましてや僕が目標にしていた選手なので、毎日一緒に練習させてもらって、なおかつ試合でも一緒にプレーできるのは、僕の中では財産になっています。お互い分かりあえている部分はあると思います。怒られたり、褒められたり、色んなことを言われますけど、椎名さんは僕のことを理解してくれていると思いますし、僕も信頼しています。お互いどちらかというと攻撃的なプレースタイルではありますけど、その時々に応じて確認し合って、攻撃と守備の役割分担は出来ていると思います」(差波)
(続く)
誌面では、インタビューの完全を掲載。さらにデジタルマガジンでは、高校時代の秘蔵写真も掲載していますので、ぜひご覧ください!