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12月25日発売の最新号「AOMORI GOAL VOL.55」から第一特集のヴァンラーレ八戸FCから、クラブの柱『下平賢吾』の特集記事を少しだけ紹介!

2018年12月24日



専務取締役兼強化部長
下平 賢吾
Kengo SHIMOTAI

経歴:光星学院高校(現:八戸学院光星高校)→南郷FC→ヴァンラーレ八戸FC





 クラブ発足からこれまで、事務局長、監督を経て、現在は専務取締役強化部長としてその辣腕を振るう下平賢吾氏。彼がいなければ現在のヴァンラーレ八戸は存在しなかった。そう言っても過言ではない。
 クラブの ”生き字引き “であり、 ”顔役 “であり、 ”立役者 “である下平氏に、ヴァンラーレの過去、そして未来について聞いた。


クラブ立ち上げ

 ヴァンラーレの前身となったチームは、南郷をホームとする『南郷FC』と、八戸工業高校サッカー部OBを中心に結成された『八戸工業SC』。この2チームが合併し、ヴァンラーレが立ち上がったのが2006年。
 当時下平氏は、南郷FCに携わりつつ総合型地域スポーツクラブの設立を模索していた。これが後にヴァンラーレ八戸の誕生へと繋がっていくのだが、まずはそんな当時の出来事を振り返ってもらった。

 「当初は南郷だけで子供から社会人まであるチームを作ろうと思っていたんです。そんなタイミングで当時、仙台市で仕事をしていた細越(健太郎・現 代表取締役社長)と会う機会があって、彼が『来年からこっちに帰ってきます』と言うから、『んじゃ、一緒にやる?』って、それがスタートだった。そこから小田(芳信)さん(現 ヴァンラーレ八戸Uー12監督)や、ちょうど八戸工業SCが東北リーグに昇格を決めたタイミングで寺地(一美)さん(八戸工業SC監督)を含めて、話が盛り上がって進展していったんだけど、そこから俺は巻き込まれていった(笑)。最終的には、八戸市全域で幼児年代からジュニアユース、社会人まであるクラブを作ろうとなった。そこに異論はなかったけど、どうも仕事を辞めなきゃいけない空気でね。当時はすでに結婚もしていたので、そんな気はさらさらなかったんだけど、結果的には仕事を辞めて、妻には事後報告。だって辞める前に言えば絶対ダメだと言われるから(笑)」


J参入を目標に

 その2年後の2008年、Jリーグ入りを目標にすると発表。当時アルビレックス新潟(J2)の社長を務めていた中野幸夫氏の講演に感化された細越氏の熱意からだった。
 「2人で中野さんの講演を聞きに行ったんだけど、その講演がすごかった。『サッカーで地域は変えられる』って。中野さんの言葉を聞いて、吸い込まれていった記憶がある。でも、一歩引いて考えた時に、無理でしょって。そう言ってるけど中野さんは八戸に来た時ありますか? という感覚だった(笑)」と下平氏。

 しかし、細越氏は「やろう!」と。

 そう言う細越氏を前に下平氏は、「企業のサポートも必要になるし、行政の支援は必須。問題は山積みだな」と冷静に考えつつ、最後は細越氏の熱意に折れる形で承諾。チームとしてJ参入を公表した。
 周囲の反応は冷めたものだった。「その時、取り上げてくれたのは小泉亮さん(八戸市コミュニティラジオ放送局 Be FM)だけかな。地域の反応はほぼなかった」

 だが同時に光明も見えた。
 このJ参入宣言に呼応した故・中村彰 前会長(株式会社 眞照堂)、嶋田哲二院長(嶋田医院)、岩谷浩社長(岩谷組 有限会社)らが協力を約束。各々スポンサーとして出資することに。中でも「目指すならJ1」と言い切った中村前会長の熱意はとびきりだった。
 また、中村前会長の影響力は大きく、「人から共感を得るためには、紳士じゃなきゃダメだ」という言葉は、現在もチームのベースとなっているという。地獄のような毎日。そこに現れた神様、山田松市

 そうした多くの人々の存在を背に感じつつ迎えた2009年。結果的にこの年が、下平氏にとっては最悪の時になる。いわく、「地獄のような毎日だった」

(続く)


誌面では、残りのインタビューを掲載していますので、ぜひご覧ください!




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