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2月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.74」から第一特集の「県出身者が挑んだ全国大会 HERO’s STORY」佐々木 穂乃花(作陽高校)を紹介!
2022年03月07日
2月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.74」の第一特集「県出身者が挑んだ全国大会 HERO’s STORY」では、今冬、青森県出身者の全国大会での活躍を紹介。県から全国に挑んだ者、県外に出て全国の舞台を踏んだ者。彼ら、彼女が歩んできた道を紐解き、これからについて語ってもらっている。ここでは、掲載している選手を少しずつ紹介していきます。
No.17 DF
佐々木 穂乃花(作陽高校)
「チームから必要とされる存在になるために」
この言葉を胸に刻んで、ここで得た経験、悔しさを糧に、大学でインカレ出場を目指す
青森県から遠く離れた岡山県の作陽高校に進学した佐々木穂乃花。1年時は作陽高校の連携協力チーム、SolfioreFCでスタメンを掴み、第23回全日本Uー18女子サッカー選手権大会で準優勝を果たす。
2年時には高校のトップチームで活躍をするはずだったが、新型コロナウイルスの影響で思うような活動ができなかった。
3年時はコロナ禍も落ち着き、インターハイに向けて練習に打ち込んでいたが、練習試合で左膝の靭帯断裂と大怪我を負う。それでも選手権に出場するために手術をせずに治療にあたり、念願でもあった選手権出場を果たす。そして迎えた引退。この起伏が激しい3年間を振り返り、佐々木は何を語るのか。
ベスト16で大会を終えましたが、大会を終えての感想、現在の心境の変化を教えてください。
自分は、敗戦した試合には出してもらえなくて、ベンチから仲間が崩れていくところを見ながら、3年間が終わってしまった瞬間を迎えました。やっぱり自分がこういう負けている局面で必要とされる選手でありたかったし、自分にもっと何かできることはなかったのかなと思いました。
数日経った今は、何回考えても負ける試合ではなかったと思います。年間を通して、敗戦した大阪学芸高校とは練習試合しましたけど、一度も負けたことがなくて、あの試合だけ負けて。本番で何があるか分からないのがサッカーという怖さも体験しましたし、やっぱり悔しさが残ります。今でも…。
怪我の影響もあり、高校3年目は満足いく結果ではなかったですか?
あまり思うようにいかないことが多くて、誤魔化しながら何とかやっていました。インターハイのメンバー選考直前で怪我をしてしまい、3年生でインターハイにも出たことがなかったので、どうしても出たくて、無理矢理やるしかないと思って…。
でも結局駄目で、その影響でここまでズルズルときてしまったので、しっかり治せば良かったなという気持ちがあります。なので、1年間通して悔しい思いや後悔の気持ちが強いです。
高校3年間、親元を離れて生活、挑戦していた中で辛かったことは何でしょうか?
高校2年生の春にコロナの影響で緊急事態宣言が全国に出て、学校が休校になりました。
(続く)
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