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2月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.68」から高校選手権で準優勝となった青森山田高校の『宇野禅斗』を少しだけ紹介!
2021年03月02日
アンカーとして相手の攻撃の目を摘みつつ、セカンドボール奪取が光った
うの ぜんと
福島県出身
2003年11月20日生まれ 176cm / 72kg
青森山田の最重要ポジションといえるアンカーを、2年生ながら担当した宇野禅斗。過去を見ても、チーム随一の実力者がそのポジションで攻撃に守備に多大な貢献を果たしてきた。
4ー1ー4ー1は数字の上でも分かるように、アンカーがカバーすべきスペースは広大にある。そこを周囲との連係を欠かさず、的確な読みと豊富な運動量を総動員して担当することになる。サッカーを知れば知るほど、このポジションにおける重要度が浮かび上がってくる。そんな責任あるポジションだ。この重大なタスクを前に、今大会で堂々のパフォーマンスを宇野は見せた。
彼は特に守備面の能力が光る。チャンスと見るや積極的にボールを狩りに行く判断力、または数手先の展開を予測して先回りできる観察眼も長所のひとつ。彼の貢献があってこそ安定した守備があり、破壊力ある攻撃が可能になる。さらに、宇野自身が強化してきたという攻撃についても光るものがあった。
「守備面では褒められることは多いのですが、チームのためにボールを動かして展開したり、縦パスを入れて攻撃にテンポを生み出す部分は得意ではなかったので、自分のウィークポイントにどれだけ目を向けて、そこを向上させて、できないことがない選手になるというところを意識してやってきました」と話す
(続く)
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